活動実績
LGBT×採用
記事日付:2018/09/21
2018年9月14日(金)にオープンセミナー「採用×LGBTフレンドリー」を開催しました。
どのSTAGE?
今回のオープンセミナーは、弊社が考えるLGBTマーケティングのイメージSTGAE1~6(詳しくはこちら/service/)のSTAGE1にあたる「はじめの一歩」、STAGE2の「社内LGBT施策の推進」です。
LGBTについて知り、理解する機会として、LGBT当事者が働きやすい環境づくりについて知る機会として開催いたしました。
開催概要
日時:9月14日(金)14:00~17:00
会場:株式会社アウト・ジャパン セミナールーム
東京都千代田区九段南3丁目3−6麹町ビル7階(市ヶ谷駅より徒歩約10分)
参加費:無料
参加特典:「面接でカミングアウトを受けた場合のチェックリスト」
講師
屋成和昭
株式会社アウト・ジャパン 執行役員
約20年にわたり、新卒採用コンサルティングを行うベンチャー企業にて数多くの企業の採用活動に携わる。2016年にLGBT採用支援を行う新会社の立ち上げに関わることで、企業にとってLGBTに配慮しないことがいかに損失を生んでいるかを実感。「より多くの企業様にLGBTダイバーシティを広めたい」と、株式会社アウト・ジャパンへ入社。現在は大手企業から中小・ベンチャー企業まで幅広くLGBTダイバーシティのコンサルティングに携わる。
ゲストスピーカー
本間創一さん
1989年2月20日生まれ。29歳。
東京都青梅市出身。両性愛者(バイセクシャル)。
大学卒業後、英会話教室を運営する企業にて講師として勤務した後、独立。
現在は翻訳家、日常・ビジネス英会話講師、TOEIC講師としてフリーランスで活躍中。
2012年5月より合同会社Juerias LGBT Weddingの立ち上げと運営を行い、2018年4月に退社。高校、大学時のアメリカでの留学経験を活かし、海外のLGBT事情にも興味を持つ。
プログラム
1.LGBTの基礎知識
2.面接でカミングアウトを受けた場合に配慮すべきこと
3.採用難のエンジニアを採用できた理由
4.LGBT当事者の声
1.LGBTの基礎知識
LGBTの言葉の意味、セクシュアリティを考える切り口、LGBTに関する国内外の現状などをお話しました。
2.面接でカミングアウトを受けた場合に配慮すべきこと
・LGBT当事者がカミングアウトする理由とは?
・面接官が面接前に事前に知っておくべきこと
・面接中にカミングアウトを受けた場合に確認すべきこと
などをお話しました。
また、実際に面接時に使える「カミングアウトを受けた場合のチェックリスト」を配布し、事前にどのような準備が必要か、どのような配慮が必要かなどをお話しました。
3.採用難のエンジニアを採用できた理由
エス・エー・エス株式会社で採用を担当されている小野寺むつきさんにお話をして頂きました。
エス・エー・エスさんでは企業説明会でレインボーフラッグを置くなど、LGBTフレンドリーを表明することで採用難となっているエンジニア職の採用に成功されています。セミナーでは学生の反応や社内での取り組みなど、具体的なお話して頂きました。
詳しくはこちらのインタビュー記事でもお話頂いています。
4.LGBT当事者の声
英会話教室を運営する企業で講師をしていた頃、カミングアウトしていないことで居心地の悪さを感じたこと、カミングアウトしやすい職場の雰囲気などについて実体験を元にお話頂きました。
参加者の皆さんからもいくつか質問を頂き、お答えいただきました。
参加者の声
・「カミングアウトしやすい人」がどんな人かがわかって参考になりました。
・どのようなことに困っているのか、配慮が必要なのかがわからなかったので、知れてよかったです。
・エス・エー・エスさんの事例がとても参考になりました。自社でもできることから始めたいと思いました。
「STGAE1はじめの一歩」となるオープンセミナーは今後も定期的に開催していきます。新しいイベント情報はこちらのページ(イベント情報 /event/)にてご紹介しております。