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今晩放送の『ドキュランドへようこそ』はピンク・トライアングルの歴史に迫るドキュメンタリー
NHK Eテレの『ドキュランドへようこそ』で今夜、「ナチスのピンク・トライアングル ―ある同性愛者の独白―」(原題:PRIDE AND OERSECUTIN The Pink Triangle)というドキュメンタリーが放送されます。
『ドキュランドへようこそ』は海外の秀作ドキュメンタリーを紹介する番組で、昨年は「思春期のあなたとともに オランダ ジェンダークリニックの日々」や、「“クィア”な人生の再出発 ボリウッド式カミングアウト」といったクィア(LGBTQ、性的マイノリティ)にまつわるドキュメンタリーを放送しています。
今晩23時からの『ドキュランドへようこそ』は、「ナチスのピンク・トライアングル ―ある同性愛者の独白―」(原題:PRIDE AND OERSECUTIN The Pink Triangle)。強制収容所から生還した一人が戦後、密かにその体験を語った記録がやがて同性愛者の権利を求める運動を大きく前進させることになるという内容です。同性愛者のシンボルとしてのピンク・トライアングルがどのように生まれたのか、その歴史を解き明かすものになりそうです。
『ドキュランドへようこそ』ナチスのピンク・トライアングル ―ある同性愛者の独白―
原題:PRIDE AND OERSECUTIN The Pink Triangle/オーストリア・ドイツ/2024年
Eテレ
2025年5月9日(金) 23:00-23:50
同性愛者の男性を厳しく取り締まり、強制収容所に送ったナチス政権。彼らはピンク色の識別章「ピンク・トライアングル」をつけさせられ、過酷な環境で大半が命を落とす。生き延びた被害者のひとりが戦後、密かにその体験を語った記録が、やがて同性愛者の権利を求める運動を大きく前進させることになる。