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Appleが「プライドコレクション2025」を発表、一つひとつ色や形が異なる個性豊かなデザインです

 Appleが「プライドコレクション2025」を発表しました。
 LGBTQ+コミュニティの強さと美しさをたたえるApple Watch用の「プライドコレクション」は2016年から始まり、毎年プライド月間を控えた5月に発表されてきました。




 新作の『Apple Watchプライドエディションスポーツバンド』は5月5日より注文受付を開始しており、一部店舗を除き5月10日からApple Store直営店での受取りが可能となるそうです。
 このバンドは、プログレスプライドカラーのストライプを一つひとつ手作業で組み合わせて圧縮成形することで、同じデザインが二つと存在しない独自性を持っています。形や大きさが異なるストライプが織りなす模様は、LGBTQ+コミュニティのすべてのメンバーの個性を反映しています。仕上げとして、ピンをはめ込む革新的なデザインのバックルに「Designed with pride in California.(カリフォルニアから、プライドを込めて)」という言葉がレーザーエッチングで刻まれています。
 サイズ展開は40mm、42mm、46mmで、S/MとM/Lの2種類の長さが用意されています。価格は税込6,800円で、apple.com/jp、Apple Storeアプリ、Apple正規取扱店などで購入可能です。

 また、新しいバンドに合わせてApple Watch用の文字盤「プライドハーモニー」およびiPhone・iPad向けの壁紙も登場。これらのデザインは、互いを引き立てるビジュアルとして設計されており、プログレスプライドカラーのストライプが主役となっています。
 アナログ表示の文字盤では、ユーザーが手首を上げて時刻を確認する動作に連動し、ストライプが画面上でダイナミックに変化、時間を示す大きな数字を形作ります。一方、iPhone・iPad用の壁紙は、デバイスを動かしたりロック/ロック解除することで色の位置が変化するなど、視覚的な遊びが加えられています。
 これらの新機能は、近日中にリリースされるwatchOS 11.5、iOS 18.5、iPadOS 18.5のアップデートで利用可能になる予定です。文字盤と壁紙は、Apple WatchアプリやApple Storeアプリ、公式サイトから入手できます。


 なお、Appleは、2014年にティム・クックCEOが「ゲイであることを誇りに思う」と語って公にカムアウトし、サンフランシスコプライドに参加したり、LGBTQ団体に寄付したり、さまざまなかたちでLGBTQコミュニティを支援してきました(それとは別に、2006年からPRODUCT(RED)という売上の一部をHIVチャリティとする製品を販売し、世界のHIV/エイズ対策にも貢献してきました)。2018年にはトランプ政権のトランスジェンダー排除政策を非難する声明に署名し、2020年にもトランスジェンダーの権利を侵害する法案に抗議する声明を発表、現在も、トランプ大統領の反DEI政策の圧力に屈せず、株主総会でDEI廃止案を否決し多様性重視の姿勢を堅持しています。



参考記事:
46mmケース用プライドエディションスポーツバンド - M/L(Apple)
https://www.apple.com/jp/shop/product/MDWG4FE/A/46mm%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B9%E7%94%A8%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%89%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89-m-l

Apple、手作業で仕上げられる唯一無二の「限定バンド」が登場。レインボーカラーが印象的なデザインに(リアルサウンド)
https://realsound.jp/tech/2025/05/post-2013320.html/

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