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フライングタイガーがレインボーグッズのキャンペーン、売上の一部を東京レインボープライドに寄付
デンマーク発のデザイン雑貨ストア「フライングタイガー」が、プライド月間に向けて全34点のレインボーカラーの商品を発売し、売上の2%を(「Tokyo Pride 2025」主催団体の)NPO法人東京レインボープライドに寄付する「プライドキャンペーン」を開催中です。
Flying Tiger Copenhagen(以下「フライングタイガー」)はデンマークの企業です。デンマークはダイバーシティ先進国であり、1989年に世界で初めて同性カップルの登録パートナーシップ制度を導入した国です。マースクやSKAGENなどのデンマーク企業と同様、フライングタイガーもプライドを祝うキャンペーンを展開、本国はもちろん、スウェーデン、フランス、スペイン、イタリアなどのプライドとも協業してきたそうです。そうした流れを受けて、日本のフライングタイガー(Zebra Japan株式会社が運営、本社は東京都渋谷区神宮前)も、NPO法人東京レインボープライドの「可視化:多様な性のあり方と、それに関わる課題を見えるようにし、理解を促進する」というミッションに賛同し、このキャンペーンを展開することになったものです。「フライングタイガーとして、これらの商品展開・寄付活動を通し、性の多様性およびLGBTQ+コミュニティに対する理解の『きっかけ』を創出していきます」とのことです。
以前はプライド月間に便乗して商品だけ売ろうとしたり、ロゴをレインボーに変えるだけという企業もかなりありましたが、コミュニティ側からの批判の声もあり、昨今は多くの企業がきちんと協賛や寄付をしたり、社内LGBTQ施策を進めたりしています。フライングタイガーも(2%ではありますが)売上の一部を東京レインボープライドに寄付するそうですので、グッズを買うことで少しコミュニティに還元されます。寄付金額は7月に同社のブランドサイト報告され、8月に寄付が実施される予定だそうです。
肝心のレインボーグッズのラインナップは、サングラス、カチューシャ、アンブレラハット、レイ、つけ爪、フェイスペイントクレヨン、ステッカー(顔用、髪・ボディ用)、缶バッジ、ビンバッジ、トートバッグ、フラッグ、扇子、USBファン、手回しファン、ファイバーランプ、ガーランド(装飾)、キャンディなど、実に多彩です。各地のプライドイベントで大活躍しそうな物が揃っています。
これらプライドシリーズの商品群は、10年以上前から継続的に販売されており、定番コレクションとして成長を続けているそうです。
フライングタイガーは全国に58店舗を展開しているのですが、公式サイトを経由してオンラインでも購入できますので、興味のある方はご覧になってみてください。
今週末は秋田、名古屋、大阪(プライドクルーズ)、来週末は山梨と指宿、その次の週末は盛岡と神戸で、というように、これから6月末まで全国各地でプライドイベントの開催が予定されています(一覧・スケジュールはこちら)。お近くのプライドイベントに参加をお考えの方は、レインボーグッズも何点か用意しておくと、会場の雰囲気にもマッチしますし、よりイベントを楽しく過ごせます。(ちなみに弊社のレインボーアベニューでもレインボーグッズをご提供しておりますので、よろしければぜひ)
参考記事:
【フライングタイガー】<ダイバーシティ推進>6月のプライド月間に向けレインボーデザイン登場!対象の『プライド』関連アイテムの売上2%を「NPO法人東京レインボープライド」へ寄付
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000108.000119592.html