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エポスカードの「同性パートナー」申込可の記述がサイトにないので問い合わせたところ、即対応で素晴らしいと話題に

 7月17日、Eriko Yoshidaさんという方がTwitterで、家族カードに当たるエポスファミリーゴールドを同性パートナーでも作成できないかと問い合わせたところ、作成できると、サイトにその旨の記述がないとお伝えしたところ数週間で記載されたということを報告し、素晴らしい対応だと話題になっています。
 


 エポスカードは、これまでに東京レインボープライドなどLGBTQのいろいろなムーブメントに多大な協賛をしてきた丸井グループのクレジットカードで、溜まったポイントがプライドハウス東京への寄付になる「プライドハウス東京エポスカード」も作っています。

 今回、その素晴らしい対応を報告してくれたEriko Yoshidaさんは内科医で、バイセクシュアルかつXジェンダーの方です。医療とLGBTQに関する教育、研究をしていて、「一般社団法人にじいろドクターズ」の理事でもあり、全日本民医連公式サイトで「にじのかけはし」という連載も持っている方です。
 Eriko Yoshidaさんは、もともと丸井グループのエポスカードのユーザーで、同性パートナーも家族カード(エポスファミリーゴールドカード)を作れないかと問い合わせたところ、作れますよと言っていただき、しかし、公式サイトにはその旨の記載がなかったため、インクルーシブ(多様な人々を包摂する姿勢)に感じられないとお伝えしたところ、数週間でサイトに記載されたそうです。
 
 いつから同性パートナーに対応していたのか、今までサイト上への記載がなかったのはなぜなのかについて「ねとらぼ」がエポスカードに取材しています。それによると、エポスファミリーゴールドのサービスを開始した2018年6月から対応していたそうです。初めは同居を証明書などで確認していましたが、ネットでのお申込みも多いことから、原則として証明書での確認はしない運用になったそうです。記載がなかったのは、「特別な理由はなく、公式サイトでのご案内が必要との認識にいたっておりませんでした」とのことでした。
 なお、LGBTQ支援を行なっている取引先から「LGBTQフレンドリーを打ち出している企業は多いものの、実際のサービスに反映できているケースがまだ少ないので、どんどん輪を広げてほしい」というお言葉をいただいたそうです。
 社内でのLGBTQへの取組みとしては、上記の「プライドハウス東京エポスカード」の発行、渋谷モディのインクルーシブフロアの取組み、配偶者向け人事制度の同性パートナー適用などを行なってきたそうです。
 
 このように当たり前に同性カップルを異性婚夫婦と平等に扱うサービスがもっと世の中にあふれていくといいですね。
 
 

参考記事:
“同性パートナー”申込可の記述がサイトにない → 問い合わせで即対応 エポスカードの対応が素晴らしいと話題、詳しい話を聞いてみた
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2208/01/news065_2.html

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