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ちふれグループがLGBTQ+アンバサダーに元プロサッカー選手でトランスジェンダーの櫻木彩人氏を起用

 ちふれホールディングスが、女子プロサッカーチーム「ちふれASエルフェン埼玉」の元所属選手であるトランス男性の櫻木彩人さんをちふれグループのLGBTQ+アンバサダーに起用しました。櫻木さんは今後、アンバサダーとして社内外に向けて講演活動などを行なっていくそうです。

 
 ちふれグループは化粧品の開発や生産、販売を通じて社会貢献に努めるとともに、持続可能な社会の実現を目指し、従業員の約80%が女性であることからジェンダー平等の実現を最重要課題の一つとして選定しており、2017年には就業規則にパートナーが同性である社員の権利についても明記、異性婚と同じ扱いとしています。

 ちふれホールディングスが運営する日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)所属のちふれASエルフェン埼玉は、昨年6月のプライドマッチにも参加しており、同チームに所属していたトランス男性の櫻木彩人さんが今回、LGBTQ+アンバサダーに就任します。櫻木さんは性別適合手術後に改名、戸籍性の変更をしたトランス男性で、就任前から、多様性を認め合う社会を目指した講演活動を行なっています。
 櫻木さんは幼い頃から性別違和を抱き、「自分は何者なんだろう」と日々葛藤していたといい、「30歳のとき海外で性別適合手術をし、帰国後に戸籍と名前を変更したとき、ようやく本当の自分になれたと自分自身を受け入れることができた」と語っています。「自分が生まれてきた意味や使命を考え、少しでも次世代の子どもたちの力になれたら、勇気や希望を与えられるようになれたら。そうした思いを胸に、講演などを行なっている。個性を磨き、自分らしくワクワクすることの大切さを伝えていきたい」
 ちふれASエルフェン埼玉公式サイトで櫻木さんは、「少しでも多くの方にLGBTQ+を知っていただき、誰もが尊重し合い、受け入れられる社会に貢献していきたいと思っております。全ての人に【ありのままの自分でありのままの選択を】」とコメントしています。
 
 

参考記事:
ちふれグループのLGBTQ+アンバサダーに櫻木彩人氏が就任 元プロサッカー選手でトランスジェンダー(WWD)
https://www.wwdjapan.com/articles/1346825

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