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「プライドハウス東京レガシー」で毎月第1・第3火曜、「トランスデー」を開設、アライの方の学びの場にも

「プライドハウス東京レガシー」で毎月第1・第3火曜、「トランスデー」を開設、アライの方の学びの場にも

プライドハウス東京レガシー」は、多様なトランスジェンダーが安心・安全に過ごせる居場所づくりとして、毎月第1・第3火曜日(13〜19時)を「トランスデー」とする取組みを始めました。
 コロナ禍でトランスジェンダーがさらなる孤立やメンタルヘルスの悪化、貧困に陥っているところに追い打ちをかけて、インターネット上でトランスジェンダーに対する偏見や無理解によるトランス女性への差別発言やヘイト行為が増加しており、自死に追い込まれるケースも少なくありません。こうしたことから「プライドハウス東京レガシー」は、多様なトランスジェンダーの人たちの「出会う、知る、つながる」場の提供と機会の創出として「トランスデー」を開設します。当事者だけでなく、トランスジェンダーについて知りたい・学びたい方もご参加いただけます。
 
トランスデー
日時:毎月第1・第3火曜日 13〜19時
会場:プライドハウス東京レガシー(新宿区新宿1−2−9 JF新宿御苑前ビル2階)
対象:あらゆる人(特にトランスジェンダー、GID/GD、ノンバイナリー(Xジェンダー)と、当事者について知りたい・学びたいと思っている人たちなど)



 また、プライドハウス東京レガシーでは、24歳以下のLGBTQ+(そうかもしれないと感じている人を含む)の悩みを聞く相談支援事業も始めました。コロナ禍で、LGBTQ+の若者の約7割が家族との関係に困難を抱えているというアンケート結果もあり、専門知識を持つスタッフが、性のあり方だけではなく、生活面の心配事を含めた悩みに寄り添うものです。
 相談スタッフの小野アンリさんは、「コロナ禍でもともとあったしんどさや社会的な困難さが増幅し、見えやすくなった」と語ります。外出自粛で仲間と会えない一方、理解のない家族と過ごす時間が増えた人もいます。性の問題に限らず、学校のことや経済的な悩みも聞くそうです。(詳細はこちら
 

参考記事:
性的少数者の若者に寄り添う 新宿の情報発信拠点プライドハウス「気軽に話せる場に」 生活面などの悩み相談開始(東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/108514

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