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アウト・ジャパンは「work with Pride 2016」にて『PRIDE指標』のゴールドを獲得いたしました

 株式会社アウト・ジャパンは、2016年10月26日に行われた「work with Pride 2016 セミナー」 にて、企業のLGBTについての取組みの評価指標である『PRIDE指標』の最高ランク「ゴールド」を獲得し、表彰されました。

■work with Pride とは
 work with Prideは、企業などの団体において、LGBTすなわちレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなどの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体で、「企業等の枠組みを超えてLGBTが働きやすい職場づくりを日本で実現する」ことを目的としています。2012年に日本アイ・ビー・エム株式会社が、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチと共同で日本でのLGBT従業者支援に関するセミナーを企画したことから始まりました。2013年はソニー株式会社が、2014年はパナソニック株式会社が、昨年は株式会社リクルート住まいカンパニーが会場を提供し、年々参加企業も増えました。第一生命保険株式会社が会場提供した今年の「work with Pride セミナー」では、初の試みとなる『PRIDE指標』による企業の表彰を行う流れとなりました。

work with Pride公式サイト
http://www.workwithpride.jp/

■『PRIDE指標』とは
 すでに欧米諸国で先行しているような、企業の性的マイノリティに関する取組みを評価する指標です。work with Prideの構成団体である認定NPO法人グッド・エイジング・エールズならびにNPO法人虹色ダイバーシティが運営し、多くの企業が参加したワーキンググループ(弊社も参加)が内容を検討しました。
 1. Policy (行動宣言)、2. Representation (当事者コミュニティ)、3. Inspiration (啓発活動)、4. Development (人事制度・プログラム)、5. Engagement (社会貢献・渉外活動)
の5つの指標の頭文字をとって『PRIDE指標』となっています。
 各項目1点とし、5点獲得:ゴールド、4点獲得:シルバー、3点獲得:ブロンズと認定します。

『PRIDE指標』について
http://www.workwithpride.jp/pride.html

■株式会社アウト・ジャパンのLGBTに対する取組み
 社内規程で性自認や性的指向などによる差別を禁じ、就業規則においても「従業員の性自認や性的指向を尊重し、セクシャルマイノリティが働きやすい環境となるよう配慮する」と謳っていること、同性パートナーも慶弔休暇、育児介護休業規定、社内慶弔見舞規定が適用されること、などは親会社のエフネスと同様です。
 アウト・ジャパンはLGBTインバウンドと並び、観光関連企業様に向けてLGBTコンサルティングを行う企業として、これまでに度々(別府市や日本インバウンド促進協議会なども含めて)LGBTセミナーを実施してまいりました。代表取締役社長の小泉伸太郎はIGLTA(国際ゲイ・レズビアン旅行協会)のアジア・アンバサダーも務めており(日本人として初めて、Ambassador of the year 2016を受賞)、東京や大阪、福岡、沖縄などのLGBTイベントにも協賛してまいりました。LGBTの基礎知識に関してだけでなく、日本におけるLGBTツーリズムの第一人者であると自負するものです。
 今回『PRIDE指標』でゴールドをいただいたことを励みにして、今後もLGBTツーリズムのさらなる発展と、観光関連企業の皆様のLGBTへの取組み(LGBTフレンドリー化)へのお手伝いに貢献できるよう、邁進していく所存です。

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