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台湾同志遊行は今年開催される世界最大のパレードに。出発地点にレインボー「スタートライン」も登場

記事日付:2020/10/05

 10月31日、台湾同志遊行(Taiwan LGBT Pride)が予定通り、集まって開催される見込みです。今年は世界中のパレードが中止またはオンライン開催となったため、実際に集合して開催されるパレードとしては台北プライドが世界最大のものとなるだろうと見られています。
 
 コロナ禍の影響で、2020年のパレードは、そのほとんどが中止、延期、またはオンラインでの開催を余儀なくされてきました。しかし、台湾は、蔡英文総統の指導力や、オードリー・タンIT大臣の優秀さのおかげで抑え込みに成功しているため(累計でも感染者数517名、死者7名という少なさです)、パレードの開催が可能になりました(素晴らしいですね)
 台湾同志遊行の主催者によると、例年8万人もの方たちが海外から集まっていますが、今年は海外からの入国が制限されているため、その分は減ってしまうだろうと見ています。それでも、昨年は20万人が参加しているので、今年も10万人は下らないでしょう。結果的に、主催者は、台湾同志遊行が、今年開催が実現したあらゆるパレードの中で最大※になるだろうと見ています。

※今年の2月29日にはシドニーでマルディグラのパレードが行われていますが、ショーアップされたパレードですので、フロートで歩く方の数は1万人くらいです。しかし、沿道の約20万人の観客も参加者としてカウントすると、台北プライドが最大とは言えなくなるかもしれません。

 台湾はこれだけ安全なので、特に対策も要らなさそうですが、主催者は、参加者にマスクの着用とソーシャルディスタンスを求めるそうです。
 今年のパレードのテーマは「Beauty, My Own Way」。市政府前広場からスタートし、北コースと南コース(忠孝東路と信義路)に分かれ、元の地点に戻るそうです。
 
 
 パレードを1ヵ月後に控えた9月30日、パレード出発地点の市政府前広場に、レインボーで彩られた「スタートライン」がお目見えしました。昨年の西門駅前に続き、2つ目の「彩虹地景」となります。
 台北市は昨年、西門駅前にレインボーカラーの横断歩道をつくりましたが、台北市観光伝播局の劉奕霆局長によれば、この試みには国内外から大きな反響が寄せられたため、今年の第2弾につながったそうです。今回のモチーフとなったスタートラインには、幸福に向かう出発点という意味が込められているそうです。
 9月30日に行われた記者会見では、スタートラインがお披露目されたほか、観光バスツアーやプロジェクションマッピングなどの関連イベントも紹介されました。観光バスツアーは、台湾でLGBTの運動が盛り上がる以前から、ずっとコミュニティを支援しつづけている「晶晶書庫」や、定番の西門紅楼界隈など、市内の代表的なLGBTスポットを約2時間半で巡るものだそう。プロジェクションマッピングは、今月29~31日のプライドウィークに台北市政府前で実施されるそうです。
 劉局長は、これらのイベントを「ジェンダー平等を支持する台北市の姿勢を伝えるために企画した」と語りました。


 同性婚が実現し、コロナも抑え込み、パレードも盛大に開催する台湾、本当に素晴らしい(そして正直、うらやましい)ですね。
 私たちは今年は台北に行くことはできませんが(本当に残念です)、来年こそは、との思いをつのらせつつ、台湾同志遊行の成功を応援しましょう。

 
参考記事:
Taiwan to host LGBT+ Pride parade despite coronavirus pandemic, making it the largest queer gathering in 2020(PINK NEWS)
https://www.pinknews.co.uk/2020/10/02/taiwan-lgbt-pride-global-coronavirus-pandemic-2020-taepei/
LGBT月間 台北に6色の「スタートライン」 月末にはパレードも/台湾(フォーカス台湾)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202010030005.aspx

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