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埼玉県川越市でパレードやLGBT成人式を含む「埼玉レインボープライド2020」が開催されます

 埼玉県川越市で1月25日、LGBT(性的マイノリティ)やアライの方たちが集い、プライドパレードやスポーツイベント、LGBT成人式などを含む複合型プライドイベント「埼玉レインボープライド2020」が開催されます。

 埼玉県でプライドパレードが開催されるのは初めてのこと。埼玉県内にも当事者がいることを伝え、声を上げにくい人たちに希望を届けようと初計画されました。朝9時半〜という異例の時間帯ではありますが、ウェスタ川崎(交流広場)〜川越駅〜交流広場という約1キロのコースを晴れやかに行進する予定です。
 交流広場では「スポーツグランプリ・レインボー協賛ブース」と題して、子どもも大人も楽しめるスポーツ体験、ステージでレインボートーク・ダンス・ソング、レインボー協賛団体・企業のブース出展、自分らしさ全開のレインボーランウェイなどが行われるそうです。
 13時からはLGBT成人式がウェスタ川崎多目的ホールで開催されます。LGBT成人式は、性別や性自認を問わず、ありのままの自分、成りたい自分を祝福する機会として2012年1月に「ReBit」が始めたイベントで、初めは世田谷区の支援を受け、やがて全国各地に広がりを見せたものです。川越では第4回を数えます。昨年はブルボンヌさんや滝沢ななえさんが登壇したそう(豪華ですね)。今回は杉山文野さん、七崎良輔さんが対談する予定です。
 川越市だけでなく、埼玉県や、さいたま市をはじめとする県内のたくさんの市町村が後援しています。
 
 共同実行委員長の堀次真穂さんは「自分に誇りを持ち、互いに認め合う大切さを発信したい」と語っています。


  
 なお、埼玉県では2018年、県内の当事者団体がLGBT施策の実現を求めて県内の多くの市町村に一斉に陳情・請願を行い、これを受けて、さいたま市では今年4月1日から、川越市でも今年中に同性パートナーシップ証明制度がスタートすることになりました(ほか、越谷市も検討中です)
 県内ではほかにも、2月29日にLGBTユース支援のあり方を考えるシンポジウムが、3月27日には県内の企業向けにLGBTセミナー(虹色ダイバーシティの村木真紀さんが登壇)が開催される予定で、LGBT支援の動きが活発化しています。

 
 
 

参考記事:
埼玉でLGBT理解求めパレード(共同通信)
https://this.kiji.is/582307862312584289?c=39546741839462401
ありのまま 門出祝う 川越で25日、LGBT成人式(東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/202001/CK2020010802000160.html

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