活動実績

住友林業株式会社

記事日付:2021/11/04


住友林業株式会社にて2021年10月に人事・総務部を対象に、11月に経営層を対象にLGBT基礎研修を実施しました。
住友林業では、3カ年計画でLGBTの理解促進・制度設計を進める計画で、はじめに会社の制度設計や運用面で中心となるメンバーに対しての研修を行いました。
来期の研修は部長クラスに拡大予定です。また研修と合わせて、全社員を対象にしたe-ラーニングを新設し、全社員の意識醸成を進めています。

開催概要

クライアント名
住友林業株式会社
日程
2021年10月7日:人事・総務部
2021年11月4日:経営層
講師
10月7日:屋成和昭(株式会社アウト・ジャパン)、Iさん、Oさん
11月4日:屋成和昭(株式会社アウト・ジャパン)、Sさん

企画の狙い

  • 3カ年計画のスタートとして、コアメンバーである人事部の方、経営層の方にLGBTに関する基礎知識の習得
  • 今後の制度制定などにあたっての準備
  • ハード(設備)などに関して当事者の困っている点などを具体的に知る



プログラム

  • LGBTに関する基礎知識
  • 当事者の声(トランスジェンダーの方)
  • 当事者の声(ゲイの方)
  • 職場に関する困りごと
  • 訴訟事例やリスク

参加者からの声

  • 今まで知らない事を知る事ができて貴重な時間でした
  • 当事者の声をトークセッションというカタチで聞けたのでわかりやすかった
  • この取組み(LGBT)を進めていかなければいけないと感じた
  • 早い時期に全社員に研修を受けさせるべきと思います。
    あわせて、高齢者への配慮への研修が必要と思う。自分自身が高齢になり、つくづく感じることですが、理解力、身体的 (老眼や見えづらい)など、今までは若者視点で、お客さまへの案内書類(カタログ類)通知などを作成していたと気づいた。
  • 研修の内容は、該当者ご本人のお話が多くあり、今後の対応をするに際して非常に参考になりました。
    時間があれば、具体的対処方法等も多く聞きたかったです。ありがとうございました。
  • 学生の頃から周囲にLGBTの友人がいたため、今までも違和感を感じずに彼らを受け入れていたつもりでした。 しかし今回の2人の経験してきた気持ちの変化を聞いて自らの理解していた気持ちがとても浅いものだったと感じました。 個人個人の背景やコンプレックスの違いを聞き、感じるものが大きかったです。 また、LGBとTが同じカテゴリーでLGBTと表現されていることに疑問を感じていましたが、 研修の中でその問題も解消されて納得度が高い研修でした。今後の社会の変化に柔軟に対応していきたいと改めて感じる研修でした。
  • LGBTに該当する方の話を直接聞くことはなかったので良い経験になりました。
  • 何げない言動が本人たちを深く傷つける行為になっていることがあると、改めてわかり、想像力やエンパシーが大切というお話にとても共感しました。 代表の方が、LGBTについての当初の戸惑いや、接し方など、ご自身の経験を踏まえて、ざっくばらんに聞かせていただけたのも良かったです。
  • トークセッションがとても衝撃的だった。 当事者の方と関わることは他人ごとではないと思った。eラーニングなどで学ぶよりも断然理解が深まったと思う。
  • 今回はっきりと認識が足りなかったなと感じたのは、当事者の方々は誠実に人間関係を築きたいからこそ、カミングアウトされているということでした。 考えてみると、職場でもプライベート含めてコミュニケーションを図りたいという気持ちは当然理解できることながら、これまで偽らざるを得なかった方 にとってそれがどれほどつらいことなのかという想像は欠けていたと思いました。
  • 今回の研修でLGBTだけではなく、全ての人、それぞれの状況を理解し、気持ちよく働ける環境を作ることの重要性を再認識した。 eラーニングもわかりやすく、事前に受けることでより理解が深まった。
  • 当事者の方とのトークセッションがあると思っておらず新鮮だったのと、生の声が聞けたのはとても貴重な体験でした。
  • 基本情報は、eラーニングを通しても学習できるが、当事者の方の気持ちや視点などはやはり直接お話を伺った方が理解が深まる。 基本情報、当事者の話、各種事例と網羅性の高い研修でよかった。
  • 「特別なことではなく、当たり前にあること」 そして、「自分で選べない」という、クローバーの話が印象的でした。
  • 研修受講前は違和感を感じていましたが、多様性を尊重することの大切さについて理解が深まり、事業活動にもプラスに働く内容だと感じましたので、 なるべく早く全社員が受講すべきだと考えます。
  • この研修を受けた後に、当事者からカミングアウトされるのと、何の事前の知識もないまま対応するのでは雲泥の差があると思った。 こういった研修は、eラーニングでは伝わらないため、ぜひオンライン講座を開講するなり、研修を録画し、配信するなどの検討をしていただきたい。
  • LGBTという言葉はよく聞くようになってきたものの、どのようなサポートを求めているかを直接当事者に語っていただいたことに価値がある研修だったと思います。
  • カミングアウトしようと思える信頼に値する人でありたいと感じました。 LGBTに限らずエンパシーの能力スキルは部下を持つ上席者には必要なスキルということを改めて実感しました。
  • 実際に、良かれと思って本人に確認せずに推測で対応する事例は普通によくありますので、 事例を通して具体的な方法をご教示いただき、大変有意義な研修でした。
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