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【企業研修】LGBT研修(日本航空株式会社 1回目)

記事日付:2017/12/01


研修のねらい
・新たな視点を持つ
企業等での勤務や結婚など社会経験の豊富な40代以上のLGBT当事者と意見交換することを通じ、多様性の理解をさらに深める。
・本質的理解
「そもそも世界は多様」「命に係わる問題」といった「生物学的」「歴史的」「社会学的」など幅広い観点から、取り組むべき本質的な理由について理解を深める。
・海外事情を知る
海外のプライドパレードや、旅行業界などの取り組み事例を知る。

日本航空では、これまでに全社員対象のeラーニングの実施や、顧客サービスの家族向けマイレージプログラムにおいて同性カップルも利用できるよう変更するなど、様々な取り組みが行われてきました。
今回はさらに理解を深めることを目的に、LGBT当事者の声を聞くトークセッションの他、生物学、歴史、社会学、マーケティングなど様々な観点からLGBTを知り理解する研修を実施しました。 

どのSTAGE?
今回の研修は、弊社が考えるLGBTマーケティングのイメージSTGAE1~6(詳しくはこちら/service/)のSTAGE2にあたる「社内LGBT施策の推進」です。

●LGBTマーケティングのイメージ

プログラム
第1部      LGBT当事者とのトークセッション
第2部      LGBT施策が必要な本当の理由
第3部      海外LGBT事情 

第1部のLGBT当事者とのトークセッションでは、アウト・ジャパンの小泉、後藤の他、トランスジェンダー当事者の2名にご参加頂きました。
セッション中はセクシュアリティを自認したきっかけや、生活する上で感じることなど、参加された皆様が積極的に質問をされていました。

  第2部のLGBT施策が必要な本当の理由ではアウト・ジャパンの後藤が講師を務め、生物学や歴史・社会学的知見も交えた「性の多様性」の本質をより深く理解し、LGBT施策が必要な理由をお話させて頂きました。



 第3部の海外LGBT事情ではアウト・ジャパンの小泉が講師を務め、LGBTマーケティングの市場規模や、弊社のクライアント様の具体的な事例をご紹介させていただきました。



参加者の声
・周囲にされたら嫌なことなど、具体的に答えて頂き大変参考になった。
・セクシュアリティの多様性を改めて感じることができた。
・周囲のLGBTに対する理解、配慮が大切であることを感じた。
・無意識のうちに固定概念に捉われていたことを改めて感じた。
・アカデミックで生物学的、哲学学的観点からも理解を深めることができた。
・LGBTに関する取り組みを行うことが企業の経営にとって重要であることが理解できた。
・インバウンドの事例などから、LGBTマーケティングの可能性を感じた。

開催概要
クライアント名:日本航空株式会社
日程:2017年11月24日
場所:日本航空株式会社 本社会議室
講師:
株式会社アウト・ジャパン 代表取締役 小泉伸太郎
株式会社アウト・ジャパン 取締役 後藤純一
トランスジェンダー当事者2名

 

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