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ミラノでジェイク・アディコフ選手が金、冬季での金はゲイアスリート(個人)として初

 5名のOUTパラアスリートが出場する歴史的なパラリンピックとなったミラノ・コルティナ冬季パラリンピックが15日に閉幕しましたが、ジェイク・アディコフ選手がクロスカントリースキーの視覚障害クラスを総なめにし(4つの金メダルを獲得し)、パラリンピックだけでなくオリンピックも含めた冬季大会として史上初めて個人競技で金メダルを獲得したゲイアスリートとなりました。


 OutSportsによると、ジェイク・アディコフ選手は平昌冬季パラリンピックのクロスカントリースキー視覚障害クラスで銀メダル(男子10キロクラシカル)に輝き、北京冬季パラリンピックでは金1つ(混合リレー)、銀2つ(男子20キロフリー、男子スプリントクラシカル)を獲得し、今大会では4つのメダルを持ち帰ることを目標にし、プレッシャーを感じていたそうです。しかし、30歳の彼は、見事にプレッシャーを克服し、クロスカントリースキー視覚障害クラスの全4つの競技を総なめにしました。
 今大会で彼は、獲得したメダルの総数が金5、銀3となっただけでなく、ゲイであることをカムアウトしているアスリート(個人)として冬季大会で初めて金メダルを獲得した人となりました。※

※平昌ではエリック・ラドフォード(メーガン・デュハメルとのペア)が、フィギュア団体戦に臨んでカナダを金メダルに導きましたし、北京ではギヨーム・シゼロンがアイスダンスで金メダルに輝いていますが、個人として金メダルを獲ったゲイの選手はいませんでした

 ジェイク・アディコフ選手はこの結果について、「とてもハードでしたが、だからこそ喜びもひとしおです」と国際スキー・スノーボード連盟に語りました。「4年前からの目標でした」「とても誇りに思います。家族や友人のサポートのおかげです。人生でこんなにハッピーなことはありませんでした」

 ジェイクのインスタグラムアカウントのプロフィール欄には、2つのレインボーフラッグに挟まれたかたちで「just trying to be fit enough that your dad notices me.(君のパパが気づくくらい体型をキープしてるんだ)」と書かれています(ゲイテイストなジョークだと思われます)
 彼のパパとママはイタリアに来て、ジェイクの名前を書いた帽子をかぶって応援していていたそうです。
 
 OutSportsはリー・ピアソンが「パラ馬術のゴッドファーザー」と呼ばれているのと同様、ジェイク・アディコフが「パラスキーのゴッドファザー」と呼ばれるようになるだろう、彼は「世界中のパパ」の注目を引くだろうと述べています。
 
 
 
参考記事:
【ミラノ・コルティナ・パラ】 華やかな式典で閉幕 日本はメダル4個獲得(BBC)
https://www.bbc.com/japanese/articles/cn0edx5pd1go

Gay skier Jake Adicoff wanted ‘your dad’ to notice him. Then he won 4 Paralympic golds.(OutSports)
https://www.outsports.com/2026/3/15/24130352/jake-adicoff-winter-paralympics-team-usa-gay-four-gold-medals-lgbtq/

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