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XGのCOCONAさんのカミングアウトをKATSEYEのメンバーやJUST Bベインも応援

 XGのCOCONAさんがトランスマスキュリンのノンバイナリーであることをカムアウトしたことを受けて、JUST BのベインやKATSEYEのメンバーたちも続々と支持を表明しています。
 
 
 今年4月、K-POP男性アイドルで初めてLGBTQコミュニティの一員であることをカムアウトしたJUST Bのベインは、XGのSNSに「あなたの勇気と率直さに深く感動しました。偽りなく生きていくあなたを誇りに思います。あなたを常に支持します」というメッセージを寄せました。
 また、ララとメーガンが相次いでバイセクシュアルであることをカムアウトしたKATSEYEのメンバーたちも、投稿にいいねを押したりスタンプを送り、支持を表明しています。
 ほかにもaespaのGISELLE、NINGNINGらもいいねを押すことでCOCONAさんを応援しています。

 また、BMSGに所属するフィリピン出身のソロアーティスト・REIKOさんが、「XGのCOCONAちゃんのカミングアウト、本当に尊敬してる。好きになる性別(性的指向)と自分の性別の認識(性自認)が"多数派/マジョリティー"と違うことこそがLGBTQ+なんだけど、そもそも"多数派"の人たちが「わからないわぁ...」ってなるのは当たり前だよね。自分と彼女との特性の相違に気づいたあとにくる嫌悪感のもっと奥にある偏見や先入観に気づかないといけない。尊重すること自体が難しいんじゃなくてその"思い込み"が難しくするんだよね。批判したくなる気持ちは理解できるけど、それに値するほど知識も理解もないくせにコメントするのは愚かだと思う。「自分が何を知らないか」を知らないとそうなってしまうのは理解できるけど。学校で習ったこと以外に勉強できることってたくさんあるよね。俺もLGBTQ+当事者だし、何歳になっても勉強し続けたい」とXに投稿し、COCONAさんにエールを送りつつ、LGBTQコミュニティの一員であることをカムアウトしました。(ただ、COCONAさんの代名詞を「彼女」と書いたことへの批判もありました。COCONAさん本人はthey/themかhe/himだとうれしいとコメントしてるそうです→こちら

 SNS上では、トランスジェンダーバッシングの風潮のあおりなのか、心ないコメントもたくさん見られます(宇多田さんのときはそんなことなかったのに…)。「世の中には男性と女性しかいない」というアナクロな性規範から脱却し、ノンバイナリーなジェンダーアイデンティティへの理解を深め、すべての人のジェンダーの自由を尊重する社会への道のりはまだまだ遠いようです。私たちもそういう社会に近づけるよう、努力したいですね。
 


参考記事:
XGのCOCONAのノンバイナリー公表うけ…カミングアウトしたJUST B&KATSEYEメンバーらが支持「誇りに思う」(Kstyle)
https://kstyle.com/article.ksn?articleNo=2272170

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