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この三連休、初開催の高松ほか各地でプライドパレードが開催されました

 11月1日(土)〜3日(月祝)の三連休、東北から九州までの4ヵ所でプライドパレードが開催されました。
 
 
 1日(土)は新潟県上越市でじょうえつプライドフェス2025が開催されました。全国のプライドパレードを取材しているデモカメラマンの秋山理央さんのInstagram投稿によると、約50人の方たちがレインボーフラッグを掲げ、市内の大通りを行進したそうです。
 
 
 2日(日)には山形市で第4回を数えるやまがたカラフルパレードが開催され、約100人が参加しました。
 朝日新聞の記事によると、実行委共同代表で県議の松井愛さんは「私たちは普段、差別や偏見など色んな困難と向き合って生きているけど、今日は笑顔で楽しく歩きましょう」と呼びかけ、パレードに参加した当事者からは「LGBTを認めるとか、認めないとかじゃなく、私たちは現に生きているんだ」「参加したくてもできない人たちの思いも背負って続けていきたい」といった訴えも聞かれたそうです。


 2日(日)・3日(月祝)は九州レインボープライドと岡山レインボーフェスタが同時に開催されました。
 九州レインボープライドは今年から会場を天神中央公園に移して開催され、3日のパレードには約1000人が参加、約1キロのコースを「ハッピープライド」のかけ声や楽器の音と共に行進したそうです。
 

 今年で第5回を数える岡山レインボーフェスタは、1日目に前夜祭「レインボーな夜会」を、2日目にレインボーフェスタとパレードを開催しました。今年も多彩なゲストによるパフォーマンスやトークセッションなどが行なわれ、晴れやかで温かいコミュニティイベントになりました。実行委員の方によると、来場者数は1000人、パレード参加者は350人だったそうです。(※近日中に詳しいレポートをお届けする予定です)

 
 それから、3日(月祝)には高松で初となる香川プライドパレードが開催されました。シンボルタワー1階のホールで制服の問題や当事者の居場所作りをテーマとしたトークセッションが行なわれた後、14時に高松駅前広場から吹奏楽の演奏に送られてパレードがスタートし、約100人が市内中心部を歩きました。プラウド香川の藤田博美代表は瀬戸内海放送の取材に対し、「(LGBTQ当事者には)隠れていたい、クローゼットの人たちも多い。そんな中で私たちは声を上げないと、上げ続けないといけないと感じていて、若い子のほうが実は意識は変わってきていて、変わらなきゃならないのは大人の人たちが多いと思います」と語りました。(※近日中に詳しいレポートをお届けする予定です)

 



参考記事:
ひとりじゃない、私もあなたも 山形で性的少数者らカラフルパレード(朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/ASTC33SJ4TC3UZHB003M.html

福岡でLGBTQパレード 多様な性「誇らしく」(共同通信)
https://news.jp/i/1357641023423332577?c=302675738515047521?c=302675738515047521

多様な性や生き方を尊重し合う社会へ 高松市で初「プライドパレード」 LGBTQ当事者や支援団体ら約100人が練り歩く(KSB瀬戸内海放送)
https://news.ksb.co.jp/article/16134279

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