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映画『となりのとらんす少女ちゃん』にはるな愛さんが出演!

 今年5月、東海林毅監督が『となりのとらんす少女ちゃん』を実写映画化とのニュースでお伝えしていたように、新世代のトランスコミック『となりのとらんす少女ちゃん』(13歳のサッカー少年・ユウタの家にユウカと名乗る女性が突然、現れ、自分は10年後の未来のユウタ自身だといい、男性として成長する前に早く性別移行を始めろと迫るが、ユウタは受け入れることができず、ユウカとの攻防が始まる…というギャグ漫画)を『片袖の魚』『老ナルキソス』の東海林毅監督が実写映画化します。
 クラウドファンディングも無事にストレッチゴールを達成し、現在、映画製作が進んでいるそうですが、このたび、その映画『となりのとらんす少女ちゃん』にはるな愛さんの出演が決定したとのアナウンスがありました。トランスジェンダーではなく、主人公たちの母親の役だそうです(はるな愛さんが母親役で映画出演するのは初めてだそうです)


 はるな愛さんからのコメントをご紹介します。
「今回、トランスジェンダーの子供を持つ母親役という役柄を与えて頂き、興奮していると同時に楽しみな気持ちでいっぱいです。親子の関係をお芝居を通じて体験することで、改めて、私の母親があの時どう思っていたのか?どう考えていたのか?それを、この映画を通じて体感したいと思います。全力で演じます。是非ご覧ください」

 また、主人公のユウカを演じる(『ブルーボーイ事件』の主演も決定している)中川未悠さんは、「私が性別に悩んでいた時にテレビで活躍されていたはるな愛さんを拝見して、凄くたくさん勇気をいただきました!共演させていただくことが夢みたいです。お母さん役と聞いて、はるな愛さんの優しい雰囲気がピッタリだと思いました。これからの撮影が楽しみです!!!」とコメントしています。
 
 監督の東海林毅さんは、「性的マイノリティは世代によって呼び名や社会での受け入れられ方に違いがあり、時にはそれが世代間の分断の原因になることすらあります。この作品が、はるな愛さんのように長く活躍されている方と、中川未悠さんや原作のとら少さんのようにこれから活躍が期待される世代との接着剤になれることを嬉しく思います」と語っています。

 まだ映画製作が始まったばかりということで、公開はまだまだ先(来年?)になりそうですが、はるな愛さんのお母さん役、楽しみにしましょう。

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