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YouTubeでゲイカップルの日常を発信する方がボディビルの大会で優勝

 スポーツ文化育成&総合ニュースサイト「THE ANSWER」に22日、「ゲイカップルの日常発信 パートナーと切磋琢磨、20kg増量し掴んだ栄冠 筋トレの魅力は「壁を乗り越えること」」という記事が掲載され、ゴールドジム主催のボディビルコンテストで優勝したゲイの方がフィーチャーされていました。
 
 
 8月17日、神奈川県の茅ヶ崎市民文化会館で株式会社THINKフィットネスの運営するゴールドジム主催のボディコンテスト「マッスルゲート湘南大会」が開催されました。滝田翔さんは「メンズフィジーク一般172センチ以下級」で優勝し、「ボディビル一般70キロ以下級」でも3位に入賞しました。
 翔さんはトレーニングのしすぎでパニック障害を発症し、トレーニングを2ヵ月くらい休み(会社も1〜2か月くらい休職し)、直前の1週間前くらいに出場を決めたにもかかわらず、優勝したんだそう(そんなことってあるんでしょうか…よほど以前の鍛え方がすごかったんでしょうね)
 記者の「結果を報告したい人はいますか?」との質問に対し、「一番に報告したいのはパートナーです。彼も大会が近いんです。切磋琢磨してトレーニングしてきたので」と答えた翔さん。彼とはマッチングアプリで知り合ったということや、YouTubeで『ヤンチャハウス』というゲイの日常を発信するチャンネル(登録者数1万人超えの人気チャンネルです)をやっていることも公表していました。
 インタビューの最後に「改めてトレーニングの魅力を教えてください」と言われた翔さんは、「自分の壁を乗り越えることが醍醐味ですね。重さや回数の記録。生活をしていてもいろいろな自分の壁を乗り越えることがあると思うんですけど、トレーニングは目に見えて数字で出てくるので、それが楽しいです」と答えていました。
 
 実は翔さんとパートナーのベンさんは、実は今年のTokyo Prideで同性婚法制化を訴える「Marriage For All Japan」のフロートに(ゲイカップルとしてはただ一組だけ選ばれて)乗っていたカップルで、同フロートでパレードを歩いた約50組・100名のカップルと一緒に代々木公園のステージにも上がってアピールしていました。
 

 なかなか優勝することが難しいボディビルコンテストで優勝し(しかも2ヵ月休んでたのに…)、パレードでも同性婚法制化へのアピールに貢献するなんて、本当に素敵な方ですね。今後のご活躍にも期待します。優勝、おめでとうございます!

 

参考記事:
ゲイカップルの日常発信 パートナーと切磋琢磨、20kg増量し掴んだ栄冠 筋トレの魅力は「壁を乗り越えること」(THE ANSWER)
https://the-ans.jp/training/bodycontest/570106/

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