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スペインサッカー界初のオープンリー・ゲイの選手が同性婚
スペインサッカー界初にして唯一のオープリー・ゲイのアルベルト・レハラガ選手がパートナーのルーベン・フェルナンデスさんと結婚し、日本に新婚旅行に来ました。
ゴールキーパーとして活躍するアルベルト・レハラガ選手は、2023年、自身が所属するチーム(Marbella Fútbol Club)の昇格のお祝いのコメントとともに家族の写真やパートナーのキスする写真をSNSに投稿し、スペインのプロサッカー選手として初めてゲイであることをカムアウトし、大きな注目を集めました。現在はウニオン・デポルティーバ・サン・セバスティアン・デ・ロス・レイエスに所属していてます。
そんなアルベルト・レハラガ選手は2週間前、スペイン南部のマラガとマルベリャの間にある「Hacienda Las Fuentes」で結婚式を挙げ、その様子をインスタグラムに投稿しました。陽光きらめく街で、家族や親しい友人たちに囲まれ、温かな笑顔と祝福に包まれた幸せいっぱいのセレモニーになったようです。その後、二人は日本に新婚旅行に来て、日光や鎌倉、富士山、そして東京の街などを楽しんだようです。
この件を紹介したFOOTBOOMの記事が、(海外の記事をそのまま日本語に訳していると思われるのですが)とても素敵です。
「新婚の二人が今、日本の穏やかな風景の中で新たな一歩を踏み出す中、世界中から寄せられた圧倒的な支援の声に心を寄せています。レハラガの歩み――ピッチでの戦いから祭壇での誓いまで――は、選手が自分らしく生き、愛し、恐れずに輝けることを力強く証明しています。彼の物語は、サッカー界に新たな風を吹き込み、受け入れる心を広げるための呼びかけそのもの。まるでゴールネットを揺らす一撃のように、歴史を動かす力を持っています」
PinkNewsによると、現役のプロサッカー選手でカムアウトしている選手はたった6人しかおらず、レハラガ選手はその中の一人です。こうして(誹謗中傷などにめげず)幸せな姿を世界に示すことで、他の選手やサッカーファンや、広くたくさんの当事者の方たちに勇気を与え、希望の源になっていること、本当に素晴らしいです。
参考記事:
スペイン初のオープンリー・ゲイ選手レハラガの結婚:愛と歴史の新たな一歩(FOOTBOOM)
https://www.footboom1.com/jp/news/football/2683591-spanish-footballer-alberto-lejarraga-ties-the-knot
Spain’s only out gay footballer Alberto Lejárraga celebrates marriage to husband(Pink News)
https://www.thepinknews.com/2025/07/30/alberto-lejarraga-gay-footballer-husband-marriage/