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ワシントンDCのワールドプライドで数十万人がパレード、トランプ政権への抗議も
米首都ワシントンDCの中心部で7日、ワールドプライドの大規模なパレードが開催されました。LGBTQへの弾圧を強めるトランプ政権のお膝元での開催ということもあり、政権の姿勢に抗議するプラカードも目立ちました。
米国でワールドプライドが開催されるのは、ストーンウォール50周年を記念する2019年のニューヨーク以来です。しかし、まさか6年後、米国がこのような状況になるとは、誰も想像していなかったことでしょう。
トランプ大統領は1月の就任演説で、連邦政府の発行するパスポート等の性別をすべて生物学的な性別とし、男/女以外の性別を認めず、変更も認めないという恐ろしい政策や、DEI政策の撤廃を表明し、その後、トランスジェンダーの従軍を禁止するなど、圧力や排除を強めています。
欧米メディアによると、入国審査でトランスジェンダーであることを問題視されるのではないかと不安を感じ、参加を見送った外国人も多いそうです。
それでも、ワシントンDCでのワールドプライドのパレードには、数十万人が参加し、ホワイトハウス近くの大通りを、誇りを胸に行進し、政権の姿勢に抗議しました。
渋谷では今日12時から、Tokyo Pride 2025のプライドパレードが開催されます。Happy Pride(よいプライドになりますように)
参考記事:
米ワシントンでLGBTパレード 多様性否定のトランプ政権に抗議
https://www.47news.jp/12692331.html