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與真司郎さんが同性婚への願いを語りました
AAAの與真司郎さんがこれまでの人生を振り返ったフォトエッセイ『人生そんなもん』(講談社)が4月16日に発売されます。これに合わせ、モデルプレスが與さんに行なったインタビューのなかで、與さんが「平等な権利が与えられるべきだと思っています」と同性婚への願いを語っています。
モデルプレスのインタビューはVol.1からVol.3まであり、Vol.1ではカミングアウト当時の心境や、鬱状態に陥っていた時期もあったことなどが語られていました。
Vol.2のインタビューでは、LA在住中に出会い、カミングアウトのきっかけともなった元恋人のカーターさんとライアンさん(仮名)について語られています。
そしてVol.3で與さんは、「今回のフォトエッセイでは、同性婚や「いつか子どもがほしい」という想いも綴られていました。與さんの理想の結婚や家族像について教えてください」との質問に対し、「日本では、まだ同性婚が認められていません。本当に変わってほしいと思っていますし、変わるべきだとも感じています。性的マイノリティではない人たちと同じように、平等な権利が与えられるべきだと思っています。自分の意思でゲイに生まれてきたわけではないのに、権利が制限されている現状には、疑問を感じます。もし、結婚できる選択肢が広がるのであれば、相手次第ではありますが、結婚する選択肢も欲しいと思っています。絶対に子どもが欲しいというわけではないのですが、もし本当に素敵な人と出会えたら、結婚も視野に入れていますし、Two dads(1人の子どもに対して、父親が2人いる家庭)という形で子育てをすることも考えています」と答えています。「LAに行くまでは、結婚や子どもを育てることはゲイの自分にはありえないことだと思っていました。それが当たり前の環境でしたが、アメリカをはじめさまざまな国を訪れ、Two dadsの家庭を実際に目にして、とても幸せそうな姿を見て、「なぜ日本はダメなんだろう」「どうして僕たちには選択肢がないのだろう」と強く感じました。なので、将来の選択肢の中に結婚はあります。とは言っても、最近はまったく出会いがありません(笑)」
同性婚だけでなく、パートナーと一緒に子どもを育てることも考えているという與さん。LAに行って、恋人ができたり、Two dadsの家庭の幸せそうな姿を目の当たりにして、どうして日本では結婚ができないのだろうと考えるようになり、カミングアウトにもつながったというお話、とても素敵でした。今回発売されるフォトエッセイでは、「包み隠さず全てを」語っているそうです。興味のある方はぜひ、読んでみてください。
参考記事:
【Vol.1】AAA與真司郎、ゲイ公表前後の本音語る「全員僕を嫌いになったんじゃないか」「鬱のような状態に陥った」当時の苦しみ乗り越えられた理由(モデルプレス)
https://mdpr.jp/interview/detail/4540187
AAA與真司郎、2人の元恋人について初告白 マッチングアプリでの出会い・交際中のロマンチックなエピソード「初めて愛を教えてくれた」【Vol.2】(モデルプレス)
https://mdpr.jp/interview/detail/4540189
AAA與真司郎「結婚する選択肢も欲しい」同性婚への願い 思い描く家族・子育ての理想とは【Vol.3】(モデルプレス)
https://mdpr.jp/interview/detail/454019