NEWS

【婚姻平等訴訟】東京二次訴訟の口頭弁論で原告がLGBTQへの理解増進には婚姻平等の実現が不可欠だと訴えました

 9月28日、「結婚の自由をすべての人に」東京二次訴訟の口頭弁論が東京地裁で行なわれました。原告側は、同性カップルが婚姻制度から排除されていることが「社会に承認されるに値しない、異常で劣ったもの」という負のイメージを社会に根付かせ、性的少数者の尊厳を傷つけ、人格的生存を脅かしている、これを解消するためには法律上同性のカップルにも婚姻を認めることが不可欠だと訴えました。
 

 「結婚の自由をすべての人に」訴訟は2019年に全国5ヵ所で始まりました(今年6月に5ヵ所の一審の判決が出揃いました)が、2年後の2021年、トランス男性やパンセクシュアルの方を含む8名の性的マイノリティが追加提訴を行ない(東京二次訴訟)、性自認に基づく差別も憲法14条1項(法の下の平等)に違反すると訴えてきました。
 今年1月の第7回口頭弁論では、原告のケイさんが「友情結婚」などで嘘をつき続けて生きなければいけなかった苦しみを語りました。2年前に長年のパートナーと別れることになりましたが、お二人は「同性婚ができていたらこんな結果になったのかな」と話したそうです(詳細はこちら
 今年5月の第8回口頭弁論では、原告の福田理恵さんが「裁判所には埋もれている少数派の小さい声を聞いてほしい」と訴える場面がありました(詳細はこちら

 今日開かれたのは第9回口頭弁論です。今回、「傍聴応援チーム」が立ち上げられ、みんなで傍聴に行って弁護士さんから解説を聞いたり、傍聴後は一緒に報告会に行きましょうと呼びかけられていました。
 そうして東京地裁103号法廷で行なわれた口頭弁論では、原告側代理人が6月に施行されたLGBT理解増進法に触れて、同性婚の法制化を求める一幕もありました。同性カップルが婚姻制度から排除されていることが「社会に承認されるに値しない、異常で劣ったもの」という負のイメージを社会に根付かせ、性的少数者の尊厳を傷つけ、人格的生存を脅かしている、これを解消するためには法律上同性のカップルにも婚姻を認めることが不可欠だと訴えたのでした。
 
 11月30日には本人尋問があり、原告やその家族の尋問が行われる予定です。いよいよ東京二次訴訟の審理も大詰めを迎えることになります。判決は来春、下される見込みです。
 
 全国の「結婚の自由をすべての人に」訴訟では、5ヵ所のうち4ヵ所で違憲判決となり、司法から法整備に速やかにとりかかる必要性があることが示される結果となりました。いずれも原告側が控訴していて、下記のような進行状況となっています。
◆北海道(札幌高裁)
控訴審第5回 10月31日(火)15時半〜 (これで結審かもしれないそうです)
◆東京一次(東京高裁)
控訴審第2回 10月31日(火)10時半〜
◆愛知(名古屋高裁)
控訴審第1回 10月27日(金)11時〜
◆関西(大阪高裁)
控訴審第4回 10月24日(火)11時〜
◆九州(福岡高裁)
控訴審第1回 日時未定

 見に来る人が多ければ多いほど、裁判官に注目度の高さを伝えることができます。
 ご都合がつく方はぜひ傍聴して応援しましょう。
 最新情報等はMFAJのX(Twitter)公式アカウントでご確認ください。
 
 
出展:
LGBTQへの理解増進には「同性婚の法制化が不可欠」 東京地裁で2次訴訟弁論(東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/280381

ジョブレインボー
レインボーグッズ