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【東京五輪】女子クオドルプルスカルで銀メダルに輝いたポーランドのカタジナ・ジルマン選手が同性パートナーに感謝の言葉を述べてカミングアウト

 昨日、女子クオドルプルスカルで銀メダルをとったポーランドのカタジナ・ジルマン選手が、記者会見でガールフレンドへの感謝の言葉を述べ、カミングアウトを果たしました。


 レポーターに銀メダルの感想を聞かれたジルマン選手は、「私にとってメダルは初めてではありません」「このことはインタビューで前に語りましたが、何かの理由で公表されませんでした」として、同性パートナーへの感謝の言葉を述べ、世界に向けてカムアウトしました。
  
 彼女はクローゼットにいたわけではありませんでしたが、五輪で銀メダルを獲ったという「プラットフォーム」をLGBTQコミュニティのために使いたいと願ったのです。
「こうする必要を感じました。でも、私の声は今ほどは大きくありませんでした。カタジナ・スコルパ選手(カミングアウトした女子バレーのポーランド代表)に本当に感謝しています、このことについて語る全てのポーランドのアスリートにも。こうすることで、他の人々の手助けになると知っています。私は『ホモフォビアに対抗するスポーツ』と書いたTシャツを着ました。それで十分でした。若いボートの女子選手何人かからメッセージをもらいました。その一つが、私に口を開かせました。困難な家庭の事情、そして私がTシャツで示した態度が彼女の大きな支えになったということが綴られていました。そんなメッセージが、何千ものヘイトや嫌な顔を忘れさせてくれたのです」

 ポーランドでは、こちらの記事でお伝えしたように、国土の約3分の2にあたる80以上の自治体が「LGBTフリーゾーン(排除区域)」を宣言しています。これらの地域では、多様性への寛容を説く行為や、平等を推進するNGOなどへの資金援助が禁じられています。LGBTQが罵倒されたり暴行を受けたりもしています。
 そんなポーランドのメダリストとなったカタジナ・ジルマン選手が記者会見でこのように語ったことは、英国のトム・デイリー選手と同様、多くのLGBTQを勇気づけたことと思います。素晴らしいです。


 彼女のカミングアウトを受けて、今大会に参加するOUTアスリートは172人となりました。


 
参考記事:
Olympic Rower Katarzyna Zillmann Comes Out After Winning Silver(Advocate)
https://www.advocate.com/sports/2021/7/28/polish-rower-katarzyna-zillmann-comes-out-again-after-winning-silver
When Olympic rower Katarzyna Zillmann won a medal, she grabbed a mic and came out(Outsports)
https://www.outsports.com/olympics/2021/7/28/22598302/katarzyna-zillmann-rower-medal-gay-lgbtq-poland

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