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弊社の会長・小泉伸太郎が『Attitude』誌の「Attitude101」の1人に選出されました

 2021年の最後に、誇りを持ってこのニュースをお届けします。
 世界一のゲイ雑誌『Attitude』の2022年1月号の特集「Attitude101」(LGBTQの先駆者100人を表彰+PERSON OF THE YEARを1人選出)で、弊社の会長・小泉伸太郎がTravel部門に選ばれました。日本人として初めて…かどうかはわかりませんが、少なくとも旅行部門では初だと思われます。
 

  
 『Attitude』はファッション性が高く、若い層をターゲットとした英国のゲイ雑誌で、世界で最も売れているゲイ雑誌です(以前はタワーレコード新宿店などでも販売されていたので実際に目にしていますが、90年代からポルノ雑誌ではないオシャレな情報誌として世界に流通していて、日本のゲイ雑誌編集者にとっては憧れの存在でした)
 そんな『Attitude』は、米国の『Out』のように、年に1回、最も目覚ましい活躍を見せたLGBTQを100人選ぶ特集を展開しています。『Out』の特集「OUT100」はジャンルなどを問わずに1位から100位まで並べるスタイルですが、『Attitude』の「Attitude101」はスポーツ、政治、STEM(科学、テクノロジー、エンジニアリング、数学)、メディア、旅行、映画・TV・音楽、ビジネス、コミュニティ、ファッション・アート・デザインといったジャンル別に何人かずつフィーチャーするスタイルで、プラス、PERSON OF THE YEARを1人選出しています(ベントレーが協賛しています。記事に対して、あるいはプライドイベントの一企画に対して企業が協賛することも海外ではよくあります)
 今回、小泉が選ばれたのは旅行ジャンルで、たぶん9人中の1人です。このように紹介されています。
 
「小泉伸太郎は10年以上にわたってOut Asia Travelを指揮し、世界中から日本にLGBTQ旅行者を何百人もホストしてきた。たとえ日本には、世界中どこにも見られないくらいLGBTQのバーが集中しているとしても――東京のある地区には約300軒もある――人々の多くはまだ十分にクィアコミュニティを歓迎していない。しかし今年、その状況が変わってきたように見受けられた。伸太郎の協力によって、大阪観光局が初めてプライド月間を祝うキャンペーンを立ち上げたのだ」

 
 大阪観光局は今年、日本初のLGBTQツーリズムカンファレンスを開催し、初のプライド月間キャンペーンや、地域の観光関連事業者と連携した初の観光体験プログラムなども実施してきました(12月にはゴージャスなパーティも開催)。たびたびお伝えしているように、こうした取組みの背景には、大阪が2024年のIGLTA年次総会の誘致に名乗りを上げているということがあります(これまでワールドプライドやゲイゲームズ、LGBTQ団体の国際会議のような世界的イベントが日本で開催されたことは一度もなく、実現すれば日本初の快挙です)。そして、この大阪観光局の取組みを全面的にサポートしてきたのが、小泉をはじめとするOUT JAPAN(および小泉が経営するLGBTQインバウンドのOut Asia Travel)のメンバーでした。
 今回、そのことが評価されて、このように世界一のゲイ雑誌で表彰を受けたことは、たいへん光栄なことであり、誇りです。これまで支援してくださった皆様にも感謝申し上げます。
 2022年にはさらに素晴らしいニュースをお届けできるよう、邁進してまいります。

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