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岡山のパレードに虹トラ登場、ギルバート・ベイカー財団からメッセージも

岡山のパレードに虹トラ登場、ギルバート・ベイカー財団からメッセージも

 「あなたはひとりじゃない」と書かれたレインボーカラーのトラック「虹トラ岡山」が全国を走るという画期的な取組みを展開している中国地方初のプライドパレード「ももたろう岡山・虹の祭典2021レインボーパレード(愛称:ももにじ)」が、いよいよ今週末の11月28日(日)、「We are all with youひとりじゃないよ」をテーマに開催されます。
 
 
 この「虹トラ岡山」の車体の虹を書いた世界的な書道家、Maaya Wakasugiさんは、ギルバート・ベイカーが最初にデザインした8色のレインボーカラーに強い思いを抱いていたそうですが、なんと、このたびギルバート・ベイカー財団が「ももたろう岡山・虹の祭典2021レインボーパレード」にメッセージを寄せてくれました(Instagramでも紹介してくれています)。ギルバート・ベイカー財団が日本のプライドイベントにメッセージを送るのはおそらく日本初ではないでしょうか。
「レインボーフラッグは、43年前に活動家でアーティストのギルバート・ベイカーによって、LGBTQ+の解放と可視化を示す包括的なシンボルとして作られました。この旗は、セクシュアルマイノリティやジェンダーマイノリティの権利のために闘う人々に今もインスピレーションを与え続けています。ギルバート・ベイカー財団は、今年の「ももたろう岡山 虹の祭典」が、日本におけるLGBTQ+の完全な平等の実現に向けて果敢に取り組んでいることに誇りを持って敬意を評します」(ギルバート・ベイカー財団代表 チャーリー・ビール氏)
(当日配布のガイドブックより)
 
 パレードは14時に石山公園を出発し、桃太郎大通りを岡山駅方面に向かうのですが、出発地点に虹トラが待っていて、パレードの一行をお出迎えする予定だそう。

 

 実行委員会共同代表の市川明美さんは「LGBTQの当事者が集まり可視化されることで、当事者もそうでない人もさまざまな人が街に暮らしていることを知ってもらいたい。また、自らが当事者であることを家族や友人に話せない人に、理解し受け入れられる場所があることを伝えたいです」「コロナ禍は多くの困難に向き合う機会となりました。抱える悩みや孤独、苦しさは違っても分かち合える、理解しあえる社会はつくれます。LGBTQの当事者だけでなく、誰でも参加してほしいです」と語っています。
 
 開催時間は12時~16時で、出発前にセレモニーが行なわれ、パレード終了後はバー「AX」でアフターパーティも開催されます。また、パレード前夜にもバー「AX」で共同代表の浅沼智也さんが監督・主演を務めるドキュメンタリー映画『I Am Here~私たちはともに生きている~』の上映会が開催されます。詳しくは公式サイトをご覧ください。

 10月の金沢のパレードも大成功でしたが、今週末の岡山のパレードもとても盛り上がりそうな予感。「晴れの国」岡山をいっしょに楽しみましょう!

ももたろう岡山・虹の祭典2021レインボーパレード
日時:11月28日(日)12:00〜16:00(パレード出発14:00)
集合場所:石山公園
※事前登録が必要で、定員は300人です。登録はこちらから



参考記事:
岡山でLGBTQ・レインボーパレード初開催 テーマは「ひとりじゃないよ」(岡山経済新聞)
https://okayama.keizai.biz/headline/1307/

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