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『きのう何食べた?』がドラマアカデミー賞で4冠を達成&ギャラクシー賞7月度月間賞を受賞

 8月21日、「第101回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」(全8部門)の結果が発表され、『きのう何食べた?』が最優秀作品賞、主演男優賞、脚本賞、監督賞の4冠を達成しました。同時に、2019年7月度「ギャラクシー賞」月間賞も受賞しました。

 
 8月21日、2019年春(4~6月)クールに放送されたドラマを対象にした「第101回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」の結果が発表され、『きのう何食べた?』が最優秀作品賞、主演男優賞(内野聖陽さん)、脚本賞(安達奈緒子さん)、監督賞(中江和仁さん、野尻克己さん、片桐健滋さん)に輝きました。全8部門中4部門を制覇し、見事に4冠を達成しました(テレビ東京のドラマとして初の快挙だそうです)
 総評では、『腐女子、うっかりゲイに告る。』や『俺のスカート、どこ行った?』にも言及し、ゲイドラマが高く評価されたと述べられています。
「男性カップルの日常を描き、深夜枠ながら人気沸騰したドラマ24『きのう何食べた?』(テレビ東京系)が作品賞、主演男優賞、監督賞、脚本賞の4部門を制覇。テレビ東京のドラマとして初の快挙を達成した。また、ゲイの少年の苦悩を描く『腐女子、うっかりゲイに告る。』(NHK総合)や女装する教師が主人公の『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)も作品賞で上位に。いずれもゲイの男性を主人公に、彼らの生き方を描いて高い評価を得た」

第101回 ザテレビジョン ドラマアカデミー賞
https://thetv.jp/feature/drama-academy/101/awards/


 また、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀な番組・個人・団体を顕彰するために創設した賞で、今年で57年の歴史を誇る「ギャラクシー賞」の2019年7月度月間賞も同じ日に発表され(「ギャラクシー賞」はテレビ部門のみ、毎月「月間賞」を発表しています)、こちらも見事に『きのう何食べた?』が受賞しています。選定理由のコメントが、さすが由緒ある賞だとうならせるような的確さでした。
「西島秀俊と内野聖陽という見事なキャスティングによって理想的な実写化となった。息子に対し深い愛情を注ぎながらもゲイに対する偏見や無意識レベルの差別をしてしまう両親、といった残酷な現実を描きながらも、理想郷のようなささやかな幸福感あふれる2人の関係性は見ていて温かい気持ちにさせてくれた」
 
2019年7月度「ギャラクシー賞」月間賞
https://houkon.jp/news/2019%e5%b9%b47%e6%9c%88%e5%ba%a6%e3%82%ae%e3%83%a3%e3%83%a9%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%bc%e8%b3%9e%e6%9c%88%e9%96%93%e8%b3%9e%e3%82%92%e7%99%ba%e8%a1%a8%e3%81%97%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f/


 先日のコンフィデンスアワード・ドラマ賞に続き、『きのう何食べた?』が続々と栄誉あるドラマ賞を受賞しています。昨年は、『おっさんずラブ』がコンフィデンスアワード・ドラマ賞で作品賞を、ザテレビジョンドラマアカデミー賞では最優秀作品賞、主演男優賞(田中圭)、助演男優賞(吉田鋼太郎)、脚本賞、監督賞、ザテレビジョン賞を、東京ドラマアウォード2018で連続ドラマ部門グランプリ、主演男優賞(田中圭)、助演男優賞(吉田鋼太郎)を受賞し、2018年のドラマ・アワードを席巻しましたが、今年は『きのう何食べた?』に期待がかかります。東京ドラマアウォード2019や、ギャラクシー賞の年間大賞の行方が注目されます。

 
参考記事:
「きのう何食べた?」が4部門受賞の快挙! 第101回ドラマアカデミー賞結果発表(ザテレビジョン)
https://thetv.jp/news/detail/201994/
西島秀俊&内野聖陽『きのう何食べた?』ギャラクシー賞7月度月間賞受賞(オリコン)
https://www.oricon.co.jp/news/2142707/full/

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