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栃木県鹿沼市が同性パートナーシップ証明制度導入へ、6月から

 栃木県鹿沼市は4月22日、同性カップルが婚姻と同等の扱いを受けられる「鹿沼市パートナーシップ宣誓制度」を導入すると発表しました。6月から導入し、栃木県では初めてとなります(北関東では群馬県大泉町に続いて2例目です)
 
 鹿沼市のホームページによると「すべての市民の人権が尊重され、明るい社会と多様性を認め合うことのできる優しいまちの実現を目指し」、制度導入を決めました。
 市内に住む同性カップルが「二人が同等の権利を有し、相互の協力により維持される関係であること」「共同生活において必要な費用を分担すること」といった事項を市長に宣誓したうえで、市営住宅や市営墓地の申し込みなどで夫婦と同等の扱いを受けることができるようになるそうです。
 法律上の住民票や世帯の取り扱いには影響しないものの、市の制度では婚姻と同等に扱われます。運用に先立ち、職員への研修や市民向けのガイドブック作成などを経て周知するほか、教育現場などと連携して性的マイノリティーの人たちに対する理解を深め、今後のさまざまな施策にも反映させる意向を示しました。

 22日の記者会見で、佐藤信市長は「全ての市民の人権が尊重される社会の実現のため、機運を醸成したい。意見をうかがいながら進めていきたい」と述べました。

 なお、栃木県内では栃木市がLGBTへの理解を促進するため、市職員、教職員向けのガイドラインを作成しているそうです。

参考記事:
パートナーシップ制度導入へ 鹿沼市が県内初(とちテレ)
https://www.tochigi-tv.jp/news2/stream2.php?id=6028864992001
同性カップル、夫婦同等に 鹿沼市、県内初の宣誓制度 6月導入(産経新聞)
https://www.sankei.com/region/news/190423/rgn1904230016-n1.html
同性カップルに証明書 栃木県内初、6月から運用へ 鹿沼市(下野新聞)
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/161478


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