LGBTコラム

LGBTとは

 LGBTとは上記の頭文字をとった頭字語で、性的少数者(セクシュアルマイノリティ)の総称の一つです。ほかにも「クィア」などの総称がありますが、国際社会ではLGBT、LGBTQ、LGBTQ+といった呼称が定着しています。
 性的少数者の中には、L、G、B、Tだけでなく性分化疾患(解剖学的・遺伝子的な性の発達が先天的に非定型的な状態の方)やアセクシュアル(無性愛者)、パンセクシュアル(あらゆる性別の方を好きになる方)、クエスチョニング(性的指向や性自認が揺れ動いている、迷っている方)など、さまざまな方たちが含まれます。LGBTQと言ったときのQはクエスチョニング、または、クィア(性的指向や性自認が非典型な方全般)を指します。
 LGBTはいわゆる「趣味嗜好」ではなく、基本的に生まれつきのものです(科学的にどこまで解明されているか、についてセミナーで詳しくお伝えできます)。病気や異常ではないため、治療はできません(する必要もありません)。ただし、国内でホルモン療法や外科手術などを受ける場合、戸籍上の性別を変更する場合などは現状、「性同一性障害」という診断を必要とします(国際的な診断基準では、すでに病気や障害のカテゴリーから外され、「性同一性障害」ではなく「性別違和」や「性別不合」という言葉に変更されています)

 

性を考える切り口

 性を考える切り口として、それぞれ独立した4つの要素があり、実に多様な組み合わせがあります。
 同性愛者は自認する性別と好きになる相手の性別が同じであり、自認する性別と好きになる相手の性別が異なる方は異性愛者(ストレート)と言います。レズビアンやゲイ、バイセクシュアル、アセクシュアルなどは性的指向についてのマイノリティです。 
 トランスジェンダーは身体的・生物学的な性別と、自認する性別が一致しない方です。トランスジェンダーは(ノンバイナリー=Xジェンダー、ジェンダーフルイドなどジェンダークィアの方も)性自認についてのマイノリティです。
 例えば身体的・生物学的な性別についてさえも男/女だけではなく多様であるように(性分化疾患の方もいらっしゃいます)、性は実に多様であり、グラデーションであると考えたほうが実情に合っている場合もたくさんあります。
 世の中には男/女しかいない、異性愛者しかいないという思い込み(バイアス、偏見)や決めつけをやめることが大切です。




 ひとくちに女性と言っても、世の中にはこんなに多様な女性がいます。男性バージョンだとどういうグラフになるか、考えてみましょう。

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