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参院選で石川大我さんが当選し、初のオープンリー・ゲイの国会議員が誕生しました

記事日付:2019/07/22

 2011年に豊島区議に当選して以降、オープンリー・ゲイの議員として活躍してきた石川大我さんが、7月21日に投開票が行われた参院選で7万3千票余を獲得し、見事に当選(全国比例、立憲民主党)を果たしました。石川さんはゲイであることをカミングアウトして当選を果たした初めての国会議員となりました。

 石川大我さんは2000年から「すこたん企画」に参加し、LGBTユースのための「ピアフレンズ」の運営や講演会活動を始めました。2002年には講談社から『ボクの彼氏はどこにいる?』を発表。2010年には内閣府や法務局が後援する「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」の代表を務めました。2011年には豊島区議に当選し、石坂わたるさんと並んで初のオープンリー・ゲイの議員となりました。以降は豊島区での同性パートナーシップ証明制度実現などに貢献してきました。2013年には社民党党首に立候補し、敗れはしたものの、「党改革推進本部」のメンバーに選ばれていました。2014年末に急遽行われた衆院選では、社民党から比例1位で立候補しましたが、当選には届きませんでした。2015年4月には再び豊島区議に当選し、昨年の豊島区での同性パートナーシップ証明制度実現を見届けました。昨年2月には社民党を離党しており、11月に立憲民主党の公認が決まり、全国比例で立候補することになりました。立憲民主党はLGBT差別解消法案と婚姻平等法案を提案しており、石川さん自身も当事者として全国に広くLGBTの権利擁護を訴え、73,799票を獲得(開票率99%。22日12:38現在)、立憲民主党として比例で8議席を獲得したうちの7位につけて当選を果たしました。
 
 東京・四谷の事務所には21日夜から多くの支援者が駆けつけ、テレビの開票速報を見守りました。明けて22日午前4時45分ごろ、テレビで当選確実の報道が流れると、石川さんは支援者とともに喜びを爆発させました。
 石川さんは「LGBTの人たちの存在を証明するための選挙と訴えてきた。全国のみなさんが勇気を出して『石川大我』と書いたことによって、私たちがここにいることが証明された」「(LGBT差別解消法案と婚姻平等法案を)成立させるために全力を尽くしたい。この社会で、弱い立場に置かれた人の力になるような政治をしっかりしていきたい」と語りました。
 SNSなどでも、石川さんの当選を喜び、祝福する声が多数、上がっています。

 
 なお、京都選挙区から立候補していた立憲民主党の増原裕子さんは、23万2354票もの票を獲りましたが、2議席を争う選挙区で3位となり(2位との差は1万票余)、惜しくも当選には至りませんでした。
 れいわ新選組から比例区で立候補していた安冨歩さんは、8632票(開票率99%。22日12:38現在)で、落選となりました。

  
 
参考記事:
「LGBTの存在証明」初当選の立憲・石川氏、喜び爆発(朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/ASM7Q1S2FM7QUTIL001.html
比例代表、立憲新人の石川氏当選 元豊島区議で「同性愛者」公表(毎日新聞)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190722/k00/00m/010/094000c
 

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