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香港最高裁が同性カップルに異性婚と同等の待遇を認めました

記事日付:2019/06/07

 海外で英国人と同性結婚した香港政府職員が、異性婚と同等に税制上の優遇措置などが認められるべきだと訴えていたことに対し、香港の終審法院(最高裁)は6月6日、異性婚と同等の権利を保障すべきだとの判決を出しました。

 香港政府の報道官は同日、司法判断を尊重すると述べました。香港は「一国二制度」のため、中国本土と法体系が異なっています。今回の判決を受け、香港で同性婚の法制化に向けた議論が活発化すると見られています。
 
 判決などによると、香港政府職員の梁鎮罡さんと英国籍のスコット・アダムズさんは2014年4月、同性婚が認められているニュージーランドで結婚届を出し、受理されました。梁さんは2015年、異性婚に認められている税制上の優遇措置などが同性婚にも認められるべきだとして香港政府を相手どって提訴しました。香港政府は、優遇措置は異性婚にのみ認められると反論していました。
 終審法院は、梁さんとアダムズさんの婚姻について、「合理的な理由なく異性婚と差別的な待遇をする根拠はない」と結論づけました。


 香港政府は昨年7月、香港在住の英国人レズビアンカップルに対し、家族ビザと同等の就労権を認めました。入管制度上はすでに同性カップルにも家族関係を認めている(同性婚を承認している)のです。
 今回の判決では、海外で結婚した同性カップルについて同性婚を承認した(条件付きで同性婚が認められた)ことになり、より広く門戸が開かれたわけで、たいへん画期的であると言えます。
 もしかしたら今後、中国政府からの圧力があったりする可能性も否めませんが(今年香港で開催予定だったMR.GAY WORLDが当局の圧力で中止になっています)、まずは、おめでとう!と申し上げたいです。
  


参考記事:
香港最高裁、同性カップルに異性婚と同待遇認める(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20190607/k00/00m/030/237000c

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