活動実績

ダイナム

記事日付:2018/11/01


 

株式会社ダイナム様にて、役員、管理職の方向けにLGBT研修を行いました。研修では基礎知識、国内外の状況、職場でのLGBTへの配慮の他、FtMトランスジェンダー当事者、ゲイの当事者のゲストスピーカーによるライフヒストリー講演を行いました。

開催概要
クライアント名:株式会社ダイナム
日程:2018年11月1日
場所:株式会社ダイナム本社
対象:役員、管理職
講師:屋成和昭(株式会社アウト・ジャパン 執行役員)

研修のねらい
LGBTについて知るきっかけを提供し、LGBTを理解し受容する社内風土醸成について考える

どのSTAGE?
今回の研修は、弊社が考えるLGBTマーケティングのイメージSTGAE1~6(詳しくはこちら/service/)のSTAGE2にあたる「社内LGBT施策の推進」です。

プログラム(120分)
1.開会の挨拶(5分)
2.LGBT基礎知識(30分)
3.LGBT当事者ライフヒストリー(40分)
4.職場でのLGBTに関する配慮(40分)
5.閉会の挨拶(5分)

今回のLGBT研修は、ダイナムさんでは2回目となる、「ダイナムなでしこプロジェクトLGBTタスクチーム」主催のLGBT研修です(第1回目のレポートはこちら)。
会社としてLGBTに取り組んでいきたいとのことで、社長をはじめとする役員の皆様、管理職の方を対象に行いました。

LGBT研修の冒頭で、なでしこプロジェクトメンバーより、ダイナムでのLGBTの取り組みについてお話がありました。

LGBT基礎知識では、LGBTとは、日本や世界の状況、企業や自治体の取り組みなどをお話しました。



より理解するために、4つのセクシュアリティについて「身体的な性別・性自認・性表現・性的指向」に〇をつけるワークも行いました。
▼ワークシート

「LGBT当事者ライフヒストリー」では、2人のLGBT当事者の方にゲストで登壇していただき、ライフヒストリーをお話頂きました。

FtMトランスジェンダー当事者の方より、幼少期から学生時代、就職活動や手術についてなどお話頂きました。

就職活動でのお話では、カミングアウトをしたときに、うれしかった企業の配慮や、ちょっと困ったことなどお話頂きました。

続いてゲイの当事者であり、小学校の教員でもある鈴木茂義さんに、学生時代に自分の性的指向に気づいた話、職場でカミングアウトするまで、カミングアウトしたことでの変化などをお話頂きました。

カミングアウトをしたことで、職場で「彼女いるの?」「結婚しないの?」と聞かれる度に嘘をついたりごまかしたりする必要がなくなり、そこへ気を遣う必要がなくなったので働きやすくなった、といったお話をして頂きました。

最後の「職場でのLGBTに関する配慮」では、「世の中には男女しかいない」といった思い込みをやめることなど、具体的な配慮の仕方についてお話しました。また、職場でカミングアウトを受けた場合に配慮した方がいいことなどについてもお話しました。

最後にダイナムの藤本達司社長より、「心を動かされる内容だった、会社としてLGBTについて取り組むべきと感じた」とお話頂きました。

▼藤本社長、なでしこプロジェクトのみなさんと記念撮影。ダイナムオリジナルのAllyマークもこの日に合わせて作成され、参加者のみなさんにスマホやPCに貼れるサイズのステッカーを配布されていました。

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