GLOSSARY

ダイバーシティ

　ダイバーシティの辞書的な意味は「多様性」「幅広く性質の異なるものが存在すること」ですが、ビジネス界では「企業で、人種・国籍・性・年齢等を問わずに人材を活用すること」という意味で用いられています。

　欧米の企業では以前から、人種・民族などが異なる従業員の多様性を尊重し、最大限活用することにより、組織としてのパフォーマンスを向上させるような職場環境を創ろうと努めてきました。

　日本の企業も、従来の画一的な制度や考え方が激変するビジネス環境にそぐわなくなってきたため、ダイバーシティの重要性を認識し、積極的に取り組むようになってきました。
　そうしたなかで、性差や民族、出自、障がいの有無などとともに、2010年代以降、LGBTQのこともクローズアップされるようになりました。

　今や、ダイバーシティといえば当然LGBTのことも、と認知される時代になったのではないでしょうか。