GLOSSARY

LGBTQ用語解説

カミングアウト

 自らの性的指向や性自認を自身の意志で他者に伝えること。「クローゼットの中から出て来る(coming out of the closet)」という英語に由来しています。
 メディアなどを通じて公表することもカミングアウトですし、親しい友人や同僚などに打ち明ける行為もカミングアウトと言います。(社会全体にカミングアウトしている人を「オープンリー・ゲイ」とか「オープンリー・レズビアン」などと言います)
 英語の動詞的表現は「カミングアウトする」ではなく「カムアウトする」ですが、日本では世間にも「カミングアウト」という言葉が広まって一般化した(一人歩きした)ため、ほとんどの場合「カミングアウト」が用いられるのが現状です。


 2007年、『カミングアウト・レターズ 』(砂川秀樹:著・編集/RYOJI:編集/太郎次郎社エディタス)というゲイ・レズビアンの子と親、教師との往復書簡をまとめた本が出版され、親へのカミングアウトの最良のテキストとして広く支持されるようになりました。当事者だけでなく、そのご家族やご友人にも読んでほしい、オススメの一冊です。

 欧米ではカミングアウトという言葉は専らLGBTQのカミングアウトについて用いられてきましたが、日本では、テレビを通じて「カミングアウト」という言葉が全国的に日常的に使用されるようになって、本来の意味が薄れ、ちょっとしたこと(福島県民はおひたしにマヨネーズをかけます、的なこと)でも「カミングアウト」と言ってしまうようになっています(逆に、新聞などのニュースメディアで、LGBTQのカミングアウトについて「公言」などというあまり良くない(言ってはばからないというニュアンスを持つ)言葉を使うケースが散見されます。LGBTQのカミングアウトについてはリスペクトを持ってカミングアウトと言っていただきたいです)

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