DATA

日本のLGBTQ人口

日本のLGBTQ人口はどれくらいなのでしょうか?

大阪市で2019年に実施された無作為抽出調査の結果

  • L+G(同性愛) 0.7%
    B(両性愛) 1.4%
    その他(アセクシュアル、決めたくない・決めていない) 6.0%
    T(トランスジェンダー) 0.7% ※LGB他と重複あり
    LGBTQその他合計=8.2%

    (大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート, 2019)

 LGBTQは(社会の寛容度によってそうであると自認する方の数が変わってきたりしますが、基本的には)先天的・生得的に方向付けられるものですから、いつの時代も、どの国でも、だいたい同じくらいの割合で生まれてくると考えられています。欧米ではこれまで人口の数%〜3割という統計が発表されています。日本でも毎年のように調査が行われ、年々割合が高くなっていますが、2019年に実施されたLGBTQに関する全国最大規模の無作為抽出調査「大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート」(実施主体:厚生労働省「国立社会保障・人口問題研究所」人口動向研究部の釜野さおり氏を代表とする「働き方と暮らしの多様性と共生」研究チーム)によると、約8.2%という結果が出ています。
 これとは別に、広告代理店によるインターネット調査では、最大10%という調査結果が出ています。佐藤さん鈴木さん高橋さん田中さんの合計(約5%)より多く、AB型や左利きの方(約10%)と同じ割合です。
 
 「でも、そんなにたくさんいるようには見えないけど?」と思われる方も多いでしょう。なぜ周りにはいないと感じるのか、考えてみましょう。 
 

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