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実績

【セミナー】「職場のLGBT相談対応―性同一性障害のサポート―」を開催しました。

記事日付:2018/02/20

2018年2月15日(木)に、アウト・ジャパン本社セミナールームにてオープンセミナー「職場のLGBT相談対応―性同一性障害のサポート―」を開催しました。

どのSTAGE?
今回のオープンセミナーは、弊社が考えるLGBTマーケティングのイメージSTGAE1~6(詳しくはこちら/service/)のSTAGE1にあたる「はじめの一歩」、STAGE2の「社内LGBT施策の推進」です。
LGBTについて知り、理解する機会として、LGBT当事者が働きやすい環境づくりについて知る機会として開催いたしました。

開催概要
日時:2018年2月15日(木)15:00~17:00
対象:LGBTダイバーシティの推進にご興味のある企業のご担当者、経営トップの方
参加費:無料
主催:株式会社アウト・ジャパン
会場:株式会社アウト・ジャパンセミナールーム
東京都千代田区九段南3丁目3−6麹町ビル7階(市ヶ谷駅より徒歩約10分)

講師:


屋成和昭
株式会社アウト・ジャパン 執行役員
約20年にわたり、新卒採用コンサルティングを行うベンチャー企業にて数多くの企業の採用活動に携わる。2016年にLGBT採用支援を行う新会社の立ち上げに関わることで、企業にとってLGBTに配慮しないことがいかに損失を生んでいるかを実感。「より多くの企業様にLGBTダイバーシティを広めたい」と、株式会社アウト・ジャパンへ入社。現在は大手企業から中小・ベンチャー企業まで幅広くLGBTダイバーシティのコンサルティングに携わる。


井上健斗さん
株式会社G-pit net works 代表
1985年生まれ。FTMトランスジェンダー(タイで性別適合手術を受け戸籍の性別を女性から男性へ変更済み)。2011年に株式会社G-pit net worksを設立し、タイでの性別移行手術のアテンドなど性同一性障害のトータルサポートを行う。アテンド総数は2000名を超え、実績は4年連続日本No.1。

プログラム
1部 LGBT基礎知識
LGBTに関する基礎的な知識をご紹介しました。
2部 LGBT相談窓口での対応POINT
LGBT当事者が職場でどのようなことに困っているのかなど、配慮の事例と対応のポイントについてお話しました。
3部 性同一性障害の治療と職場のサポート
G-pit net work代表の井上健斗氏から、性同一性障害の基礎知識、治療について、職場ではどのような配慮が求められているかをお話頂きました。

第1部のLGBT基礎知識では、アウト・ジャパンの屋成が講師となり、LGBTについての基礎的な知識、LGBTに関する日本の現状などをご紹介しました。 
性を考える切り口として、4つの要素を紹介。「理解が難しい」といった意見も多い「性自認」などを演習を行いながら丁寧にお話しました。

演習では「ゲイ」「バイセクシュアル女性」「FtMトランスジェンダー」「MtFレズビアン」の4つについて、自分でチャートに〇をつけて考える時間を設けました。

第2部のLGBT相談窓口での対応POINTでは、LGBT当事者にとって社内の相談窓口への相談はハードルが高く、その理由として「相談することでカミングアウトにつながるのではと不安」、「相談窓口の担当者に理解があるのかが不安」といった意見があることをお話しました。
これらを踏まえた上で、実際にLGBT当事者がどんなことに困っているのか具体例の紹介、相談に対応する場合のポイントについてお話しました。


第3部の性同一性障害の治療と職場のサポートでは、G-pit net works代表の井上健斗氏からお話をしていただきました。

最初に井上さんご自身のライフヒストリーをお話頂きました。
井上さんは出生時の生物学的な性別は女性、性自認は男性のFtMトランスジェンダーで、性別適合手術を受けて戸籍を男性に変更されています。性自認のきっかけや、性別適合手術についてお話頂きました。

次に現在のお仕事として、G-pit net worksの事業内容をご紹介頂きました。
タイでの手術のサポート、不妊治療のサポートなどを行っており、これまでタイの手術のアテンド総数は2157人、年間1500人のトランスジェンダーの方からの相談を受けているそうです。

その他、地方でのLGBTコミュニティづくりの一環として農業も行われています。

農家まっつら たぶん、日本一LGBTフレンドリーな農家」
http://mattsura-farm.com/

次に性同一性障害の基礎知識、ホルモン治療や性別適合手術、戸籍変更などについてお話頂きました。
お話の中では、性同一性障害の診断書の実際の写真(病院によって体裁が異なる)や、ホルモン治療の効果やリスク、費用、どのくらいの頻度で行う必要があるのか性別適合手術はどこで受けられるのか、どのような術式があるのか等、専門性の高い情報をお話頂きました。

 
手術の費用や日数などを具体的にご紹介頂きました。

次にこれまで2157人のアテンドを行い、年間1500人の相談を受ける中で、特に多かったトランスジェンダー当事者が働く上で感じる困難とその対応方法をお話頂きました。

最後に質疑応答の時間を設けました。社内にトランスジェンダーの当事者がいるという企業の方からは、ある場面での具体的な配慮についての質問がありました。
セミナー終了後にも熱心に質問される方も多くいらっしゃいました。

参加者の声

・LGBTについてはwebで調べた程度の知識だったので、+αの情報が知れて勉強になった。
・実体験に基づくリアルな話が聞けて参考になった。
・職場でLGBT当事者の方と向き合う際に必要な知識を教えて頂けた。
・初めて知る内容ばかりで大変勉強になった。
・具体的な費用や手術に必要な日数がわかってよかった。


 「STGAE1はじめの一歩」となるオープンセミナーは今後も定期的に開催していきます。新しいイベント情報はこちらのページ(イベント情報 /event/)にてご紹介しております。