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LGBT関連ニュース

アメリカ初のオープンリー・ゲイの州知事が誕生

記事日付:2018/11/08

 11月6日(現地時間)に投開票されたアメリカの中間選挙。36州で州知事選が行われ、コロラド州で、オープンリー・ゲイのジャレッド・ポリス候補(2009年から同州の下院議員を5期務めました)が当選を果たし、アメリカ初のオープンリー・ゲイの州知事となりました。 
 バーモント州知事選に臨んだトランスジェンダーのクリスティン・ハルクイスト候補は、残念ながら敗れてしまいました。
 オレゴン州では、オープンリー・バイセクシュアルのケイト・ブラウン州知事が再選を果たしました。彼女は2016年、アメリカ初のセクシュアルマイノリティの州知事となっていました。

 それから、LGBTではありませんが、カリフォルニア州知事選で、ギャビン・ニューサム副知事が共和党の候補を破り、当選することが確実となりました。ギャビン・ニューサム氏は、2004年2月(まだアメリカ中どこでも同性婚ができなかった時に)、サンフランシスコ市長に就任した直後、アメリカで初めて同性カップルに結婚証明書を発行しはじめたレジェンドであり、コミュニティの恩人です。2008年6月、カリフォルニア州で初めて同性結婚式が行われた際も、ギャビン・ニューサム市長がセレブラント(結婚執行人)を務めました。
 
 上院議員としては、ウィスコンシン州でのオープンリー・レズビアンのタミー・ボールドウィン上院議員がめでたく再選されました。
 下院議員ですでに当選が報じられているLGBT候補者としては、カンザス州で当選したシャリス・デイビッズ氏がいます。彼女はアメリカ初となる女性ネイティブアメリカンの国会議員で、オープンリー・レズビアンでもあります。
 その他のLGBT候補の当落については「VICTORY FUND」(LGBTQの権利擁護に貢献してくれるような当事者候補を支援する団体)が情報提供しています。まだ情報が出揃っていないかもしれませんが、「VICTORY FUND」が支援する225名の議員のうち、11/8現在、連邦議員で立候補14名中9名が当選、州知事や州議会議員では、133名中91名が当選、地方議員では78名中54名の当選が確定しているそうです。
 今回の中間選挙では、全米で618名のLGBTが立候補し(予備選を通過したのは399人名)、過去最高を記録したそうですが、すでに154名の当選が確定していて、この数字もまた、おそらく過去最高であると思われます。下院では女性議員が初めて100名を超え(初の先住民女性やムスリム女性を含む)、歴史的な選挙になりましたが、同時にLGBTも躍進を遂げたと言えそうです。

 

参考記事:
同性愛を公表の知事が誕生 トランスジェンダー保護の州法可決も(BBC)
同性愛公表の候補が州知事選勝利へ、米国初(AFP)