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実績

LGBT-Allyサミットを開催しました。

記事日付:2018/2/05


LGBT-Allyサミットとは
LGBTダイバーシティに取り組んでいる、これから取り組もうとしている企業・団体が集まり情報交換を行うLGBT-Allyサミットを開催しました。
LGBT-Allyサミットでは参加企業・団体の取り組み状況の共有、グループディスカッション、LGBT当事者とのトークセッションなどを通じて、LGBTアライを増やしていく活動を行っています。
今回は第2部にてLLANさんとの共催で「Freedom to marry」の上映会も開催しました。

どのSTAGE?
当サミットは、弊社が考えるLGBTマーケティングのイメージSTGAE1~6(詳しくはこちらhttp://www.outjapan.co.jp/service/)のSTAGE1~3です。これからLGBTの取り組みを始めようとしている企業にとっては「はじめの一歩」、社内施策や既存商品・サービスの見直しを行っている、行う予定の企業にとっては新たな気づきや知識を得る機会となります。

●LGBTマーケティングのイメージ

 

開催概要
日程
2018年1月29日(月)
第1部14:00~17:30(13:30開場)
第2部18:00~21:00(17:30開場)

場所
TOTO株式会社東京汐留事業所
東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング24F

参加企業(敬称略・順不同)40社・団体/約60名
日本航空/JALJTAセールス/全日本空輸/東日本旅客鉄道/京王プラザホテル/日本たばこ産業/三越伊勢丹ホールディングス/丸井グループ/日本生命保険/プルデンシャル生命/プルデンシャル・ジブラルタエージェンシー/ソニー生命保険/エス・エー・エス/freee/TOTO/HRBC/味の素/JVCケンウッド/ベーリンガーインゲルハイムジャパン/メディカル・ケア・サービス/SBSホールディングス/スターバックスコーヒージャパン/ドン・キホーテ/ビームス/ゲオホールディングス/NEXUS/ジュピターテレコム/マルハン/ギャップジャパン

厚生労働省/世田谷区/文京区

ゲスト
LLAN/JOB RAINBOW/LGBT総合研究所/やる気あり美/はぐくむ/SOLUNA ESPERANZA

会場協力
TOTO株式会社

運営
第1部主催 株式会社アウト・ジャパン
第2部共催 LLAN、株式会社アウト・ジャパン

プログラム

第1部プログラム 情報交換会
14:00 第1部開始
①企業の取り組み事例紹介
②大規模調査から見えてきたLGBT消費動向
③2017年の総括と2018年の展望
④LGBT当事者トーク
・トランスジェンダー当事者による、性別適合手術・戸籍変更・普段の生活についてのお話
・ゲイの当事者による、職場で感じることについてのお話
⑤グループディスカッション
小グループに分けてのディスカッションを行います。
ディスカッションテーマは、「社内の理解をより促進していくために」「採用現場での対応」などを予定しています。17:30 終了

第2部プログラム LLAN※共催「ダイバーシティ&インクルージョンを考える」
18:00 第2部開始
①「Freedom to marry(上映時間51分)」上映
2015年にアメリカの連邦最高裁判所は同性婚を認める判断を示しました。Freedom to marryは同性婚実現までを追ったドキュメンタリー作品で、各種映画賞を受賞しました(日本語字幕付)。
2017年11月に「ソニー・ダイバーシティ・シアター2017(https://www.sony.co.jp/SonyInfo/diversity/activity/05_19.html)」で上映されたことも話題になりました。

※LLAN
LGBTとアライのための法律家ネットワーク(Lawyers for LGBT and Allies Network)。http://llanjapan.org/

②トークセッション
やる気あり美太田直樹さん(モデレーター)、LLAN藤田直介さん・稲場弘樹さん、freee吉村美音さんによるトークセッションを行いました。


  開催レポート

2018年初のLGBT-Allyサミットは30以上の企業・団体、60名以上の方にご参加頂き、非常に熱気のあるイベントとなりました。
会場はTOTO株式会社さんのご厚意で浜松町にあるオフィスをお貸し頂きました。懇親会はオフィス内にある夜景が一望できるカフェテリアを利用させて頂き、素敵な雰囲気の中でイベントを開催することができました。

会場となったTOTO株式会社さんのオフィスが入るビル

カフェテリアからは夜景が一望できました。

第1部 情報交換会
 ①企業の取り組み事例紹介
取り組み事例紹介では、PRIDE指標2017にて共にゴールドを獲得した日本たばこ産業株式会社さん、freee株式会社さんにお話をしていただきました。

日本たばこ産業株式会社
「全役員がレインボーフラッグを机上に設置」などの取り組み事例をお話いただきました。

freee株式会社
レインボーステッカーの作成、全社でのLGBT勉強会、TOKYO RAINBOW PRIDEでのブース出展の様子などをお話いただきました。

●参加者の声
・PRIDE指標でゴールドを獲得したという外部の評価によって、社内理解がより進んだというお話がよかった。
・弊社の推進の仕方とイメージがぴったりだったので参考になった。
・経営層の理解をどのように得たかが参考になった。
・一人の社員が発信したことで、会社が変わっていった事にとても驚いた。
・会社のポリシー(社長の発信)は大切なのだと思いました。
・企業風土により、取り組み方に違いがあることが理解できました。
・カミングアウトしたいと思う人がしやすい職場をつくる必要性を感じました。

②大規模調査から見えてきたLGBT消費動向(LGBT総合研究所)
2017年に行った大規模調査からいくつかピックアップしてお話いただきました。

●カミングアウト実態
誰にもカミングアウトしていない性的マイノリティは60%以上

●仕事や生活に支障がなければカミングアウトしたい
同性愛者 28.2%
両性愛者 19.9%
トランスジェンダー 19.7%

上記資料はLGBT総合研究所さんよりご提供頂きました。
その他大規模調査ではLGBTの消費傾向などマーケティングに関する項目も行っています。詳しい情報についてはLGBT総合研究所さん(http://www.lgbtri.co.jp/)までお問い合わせください。

●参加者の声
・LGBT当事者が求めているものや、現状について、データで説明ができることが非常に参考になった。
・LGBT支援策であったら良いと思うものは、やはり「差別禁止の明文化、経営者の支援宣言」なのだとわかったのがよかった。
・単なる調査結果ではなく、マーケティング(新提案、新商品開発)にも結び付けられそうだと感じた。

③2017年の総括と2018年の展望(株式会社アウト・ジャパン後藤純一)
2017年もLGBTに関する様々なニュースがありました。その中から、特に注目度が高かった事柄をピックアップしてご紹介。2018年の展望では、今後の動きが注目されている事柄をご紹介しました。


2017年の総括と2018年の展望は、アウト・メルマガ2017年12月号で詳しくご紹介しています。バックナンバーをご希望の方はinfo@outjapan.co.jpまでお問い合わせお願いいたします。

●参加者の声
・大きな流れが把握でき、少し先を考える視点をもって現状の打ち手を考えられそうです。
・まさに今が対応に取り組む好機であると再確認した。
・認知していることと、理解していることのギャップがまだまだあると改めて認識できた。

④LGBT当事者トーク

平山裕三さん(株式会社はぐくむ http://www.hagukumu.co.jp/)さんからはゲイの当事者として、カミングアウトする前と後でのご自身や周りの変化についてなどお話頂きました。

●参加者の声
・「心理的安全性」の重要性は同感です。LGBTじゃない人から自己開示することの必要性を感じました。
・人はタグをつけて生きており、そのタグを見て判断されるというお話がとてもわかりやすく、弊社内で浸透させる際の切り口としてぜひ使わせて頂きたいと感じました。
・タグの話は「なるほど」と強く思った内容だったので、弊社の社内研修でも参考にした。 

井浦さん・鈴木さんからはFTMトランスジェンダーの当事者として、性自認のきっかけ、性別適合手術や戸籍変更について、働く中で感じることなどをお話頂きました。

お2人が企画販売するFTMアンダーウェア(SOLUNA ESPERANZAhttp://solunaesperanza.com/)についても始めたきっかけやその想いをお話頂きました。

●参加者の声
・衝撃的でした。子供のころから違和感や疑問と向き合い、対処すべきことも沢山あったことの断片を知ることができました。
・「(職場に理解してもらうのは)諦めている」という言葉が特に印象に残りました。社内にはまだまだそういった思いを抱えている方もいるだろうし、当事者達が本当に望むものを作り上げていけたらと思います。 
・当事者ならではの商品開発も素晴らしいと思いました。
・とにかくお二人が参加して、現状をお話ししてくださったことに心から感謝しています。
・LGBTの方とお話しする機会がほとんどない私にとっては、貴重な時間でした。

 ⑤グループディスカッション
グループに分かれ、事前アンケートで要望が多かったテーマに沿ってディスカッションを行いました。

ディスカッションテーマ例
・社内理解の促進
・経営陣の理解をどう得るか
・社外への発信の手法
・採用現場と入社後の配慮
・現場(店舗等)での配慮、喜ばれるサービス

ディスカッションは約1時間行いましたが、「もう少し時間がほしい」といった意見も出るほど非常に熱気がありました。


●参加者の声
・グループにLGBT当事者の方が入ってくれたので、意見を聞けてよかった。
・各社の取り組みを聞けて大変参考になりました。
・他社はもっと進んでいるのだと思っていましたが、同じような悩みを抱えていたり、できることから始めているなど、共有できたことがプラスになりました。
・同じ業界の方々とお話ができ、お互いの取り組み内容を共有できたことが、弊社としての大きな一歩になった。 

第2部LLAN共催「ダイバーシティ&インクルージョンを考える」
第2部では、「Freedom to marry」の上映を行いました。その後、やる気あり美の太田尚樹さんをモデレーターに迎え、LLANの共同代表及び共同創設者の藤田直介さん、同じく共同創設者であり理事の稲場弘樹さん、freee株式会社の吉村美音さんに参加頂いてのトークセッションを行いました。

2部の開会の挨拶をLLANの藤田さんに行って頂きました。

「Freedom to marry」は、30年以上にわたった同性婚実現までを追ったドキュメンタリー作品です。

●参加者の声
・ただただ胸を打つ内容でした。
・理解の無い人も一定数存在すること。当然の権利を行使するために、相当の苦労をされてらっしゃる方が存在すること。
・久しぶりに、心震えました。たくさんの方に見て頂きたい内容でした。
・感動しました。自分もそのくらいの熱意を持って活動に取り組みたいと思った。
・最後までやり遂げなければならない事に対する「熱い思い」「ねばり」を感じた。

映画上映後の懇親会では、乾杯の音頭をLLANの稲場さんに行って頂きました。

約30名の方に参加頂いた懇親会では、みなさん積極的に名刺交換・情報交換をされていらっしゃいました。

トークセッションでは、上司と部下の関係性の中でカミングアウトする側と受ける側となった藤田さん・稲場さんにそれぞれの心境をお伺いしました。吉村さんからは「職場でなぜカミングアウトをしようと思ったか、カミングアウト後の変化」などをお話頂きました。

●参加者の声
・みなさん活き活きと話されていたことがとても印象的でした。
・当事者の方がカムアウトすることで、より働きやすくなり、仕事もレベルアップし、飲み会にも気兼ねなく参加できるようになったという話が印象に残りました。
・この日のプログラムで一番良かったと感じています。
・とても収穫を得られたお話が多かったです。特に、なぜカミングアウトしたのかと言うお話は参考になることばかりでした。
・カミングアウトについて、当事者の方のお話しはもちろんのこと、上司である藤田さんのその時の気持ちや対応、その後のLLANに繋がっていく様子は、自分がカミングアウトされたときのことを考えると深く考えるきっかけをいただきました。
・カミングアウトしないままでも「自社の取り組み」「管理職の発言」には水面下で気にしているというお話が印象的でした。すぐに反応はなかったとしても、続けることが大切だと感じました。 

最後に会場をお貸し頂いたTOTO株式会社さんよりご挨拶を頂きました。


お問い合わせ
●次回の開催について
LGBT-Allyサミットは年に数回開催予定です。次回の開催のご案内をご希望の方は下記フォームよりお問い合わせお願いいたします。

●開催レポート(無料)について
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